iPhone向けOffice系アプリで強制ノマドに拍車かかるか!?
個人的にはMacユーザーのため、どうもOffice系のアプリはあまり好きではなく、テキストエディターや表計算も最近仕事で使い始めたGoogleドライブの方がしっくりきていま。
しかし、デザインの仕事をしているとクライアントからもうらデータにはOffice系のものが多いですし、世の中的に仕事で1番使われているアプリはOffice系でしょう。
というわけで、本日はMicrosoft OfficeのiPhoneアプリ、Word・Excel・PowerPointが配信開始!無料でファイルの閲覧、編集までできる!ということで話題になっています。
出先でもスマホ1つで簡単にデータチェックができて、ちょっとした編集もできてしまうのは大変便利なことです(それも無料アプリで)。しかし、こういう流れはサバイブログでも再三書いている「強制ノマド」的な流れを促進しているような気もしてしまいます。
今回は私自身が強制ノマドにも最適なiPhone 6にしたこともあり、iPhone向けOffice系アプリの登場でどのようにワークスタイルが変わるのか考えてみたいと思います。
大画面スマホやファブレットととの相性はかなり良さそう
iPhone 5からiPhone 6にして感じたことですが、画面が大きくポケットに入れた時にジャマになる反面、Kindleアプリで読書をしたり、仕事で添付のデータを確認するのにはとても使い勝手が良くなりました。
ですから、Office Mobileもそのような大画面スマホやファブレットとはかなり相性が良く、使いやすいのではないでしょうか。
常にノートPCを持ち歩いているという人はそこまで多くないかもしれませんが、スマホだったらほぼ肌身離さず持っていると思います。
Wordのちょっとした修正をしたい、Excelのデータで少し直したいところがある、そんな時にノートPCを持っていなくても、スマホ1つで編集作業ができるのはとても便利なことです。
少しの修正のために会社に戻る必要もなくなる、生産性が上がって良いことなような気がしますね!
しかし、強制ノマドには拍車がかかりそう
そもそも強制ノマドって何?という方はこれらの記事を読んで欲しいのですが、
【強制ノマド】やっぱりiPhoneが出たあたりから忙しさが倍増した気がする【強制ノマド】どこでも働けるのに仕事が早く終わらないのはナゼなんだろう
【強制ノマド】回答編:どこでも働けるのに仕事が早く終わらないのはナゼなんだろう
簡単にいうと、ノマドとは時間も場所も選ばずに自由に働けるイメージですが、逆に時間も場所も選ばずに外でも移動中でも強制的にノマドワークしないと、仕事が回らないような世の中になりつつあるんじゃないのか、という考え方です。
昔だったら出張に行っているサラリーマンは新幹線の中でビールを飲んで、現地でも夜は飲み会、出張をエンジョイ!というイメージがありましたが、ここ数年は新幹線に乗っても車内でノートPCで仕事をしているサラリーマンが多いことに驚かされます。
これ、ワークスタイルだけ見れば完全にノマドですが、世の中の自由なノマドのイメージとはかけ離れた強制ノマドですよね。ノートPCとモバイルルーターがあるだけでもこのような状況になっているわけですから、スマホからOffice系のデータが閲覧、編集できるようになれば、もう作業をできない理由を探す方が難しくなります。
「外出しておりますので、ちょっとデータが確認できません…」と伝えると、相手から「iPhoneでしたよね?Office Mobileダウンロードしてもらってもいいですか?」なんて言われることもありえそうですね。
外でも仕事ができるのだから、その分、早く仕事が終わるはずなのに、そうはなっていないことが不思議なところです。
まとめ
今回のOffice Mobileの配信スタートのことを伝えると、友人が「予防策にガラケーに変えようかなぁ」と冗談半分?本気半分!?のような感じで言っていましたが、まだまだデバイスやアプリの発達でこちらのワークスタイルが良くも悪くも変化していく過渡期が続くと思います。
振り回されること、上手く自分のワークスタイルをクリエイトしていかないといけない時代ですね。
【参考にしたサイト】
無料で利用可能! マイクロソフト、iPhone向けWord・Excel・PowerPoint公式アプリを配信開始 | iPhoneひとすじ! かみあぷ速報Microsoft OfficeのiPhoneアプリ、Word・Excel・PowerPointが配信開始! | 男子ハック