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フリーランスが一人で「ゾーンに入る」方法

フリーランスが一人で「ゾーンに入る」方法

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一週間の東京滞在から戻って、どうも集中出来ない日々が続いています。原因の1つは「国内旅行でも時差ぼけ!?東京時間から田舎時間へ」でも書いたような田舎時間のルーティンで生活していたので、東京時間でその感覚が崩れたせいもあるかもしれませんが、とはいってあれから何日経ってるの!?と考えると、それが理由でもなさそうです。

理由は自分でもはっきりしていて、東京で色々な方と出会って仕事にもつながっていきそうなことと、それらの出会いやそこで生まれたアイデアを地元の方にも伝えたい人がいるので、そんなことを考えていてバタバタしているためです。

こういう状況だと、何か忙しく日々を過ごしている気はするのに、振り返ってみると特になにもしていなかった(成果物が無い)という場合があります。これはフリーランスに取っては恐ろしいことです。このような時間は決してムダな時間ではありませんが、今の自分の仕事のやり方を考えると、成果物を作って納品をしないことには売上が発生しません。ですから、考える時間は大切ですが、考えることも集中して、作業することも集中して、それらの時間を捻出していかないと、売上がどんどん下がってしまいます。

そんなことを思っていると、ちょうど今朝こんな記事を見つけました。

超集中状態「ゾーン」に入る方法(横山 信弘) – 個人 – Yahoo!ニュース

「ゾーンに入る」とはどういう状態か

そもそも「ゾーンに入る」とはどのような状態のことを指しているのかについてですが、記事の中ではこのように説明されています。

極端に追い込まれたり、プレッシャーを感じるとき、人間はフロー状態になります。心理学者のチクセントミハイによって名付けられ、これを俗に「ゾーンに入る」と呼びます。

つまり火事場の馬鹿力のクール版という感じです。そしてこの「ゾーン入る」方法を経営コンサルタントである横山氏は、こう説明しています。

目標の未達成リスクを回避するための戦略・戦術を立案し、確実にPDCAサイクルを回すという、ごくシンプルなやり方をとっています。コンサルティングの特徴としては、自分で宣言した行動指標は必ず「ロック」してもらう、というもの。

実現可能であり、それくらいやらないといけないという目標を立て、それをやらないといけないという「場の空気」を作り、決めた行動指標は絶対にやり切ってもらうそうです。そして、それを途中であきらめずにやり切ってもらうための方法が、

自分や周りが「できる」「やれる」と感じた行動を宣言して「ロック」しましょう。そして逃げることなく、やり切るのです。「ゾーン」に入ることで、脳の基礎体力が上がっていきます。ストレス耐性がアップし、心の免疫力がついていきます。状況判断能力を鍛えることができるため、意思決定力が向上するのです。

というものだそうです。
社内で自分の目標を発表して、自分に程よいプレッシャーをかけてることによって「ゾーンに入り」目標を達成し、最後にその達成した行動を発表し、達成の喜びを味わう。このサイクルを繰り返していくというものです。

フリーランスの場合はどうすれば「ゾーンに入れる」のか

会社員の場合は、このように他者に目標を発表することによって、ゾーンに入るきっかけをつくることができますが、フリーランスに場合はどうでしょう。仕事場では基本的に1人ですし、クライアントにどうなってるんだ!とプレッシャーをかけられる状態になっていたら、その時はすでに目標が達成出来ていない状態でしょう。つまり、フリーランスで1人でも、自分に程よくプレッシャーをかけることができるものが必要になってきます。そのヒントもこの記事の中にありました。

やり切るための「コツ」は、いろいろなものがありますが、多くの場合「時間配分」です。場当たり的に行動していると、時間配分を正しく調整できず、「想定外のことが起こって時間がなくなった」と言い訳をするのです。

耳が痛い話です…。時間配分が出来ていないと、調べ物をしていてもインターネットがあるので、延々と調べ続けることが出来てしまいます。時間を潰そうと思えば、ネットを使えば簡単に出来てしまうのですが、時間配分をしっかりしようと思うと、そのためには意志とテクニックが必要になってきます。

スケジュールを可視化して時間をプレッシャーに変える

会社にはスケジュール管理をすることが仕事の人がいるくらいですから、時間配分と簡単にいっても、適切なスケジュールを立ててそれをしっかり実行するというのは、簡単なことではありません。フリーランスの場合はそれを自分1人でやらないといけないわけです。

今行っているそのための自分にあった方法は、Googleカレンダーを使って、

  • 短納期、短時間の仕事はタスクに入力
  • 長期間かかる仕事は、いくつかのフェーズにわけて予定に入力

するという方法です。こうすることによって、その日その日のやらないといけないこと、今週中にやらないといけないことなど、時間配分が可視化されます。

時間配分が可視化されると、この納品は1ヶ月先だから余裕だと思っていたけれど、来週、再来週と他の案件もあるから巻きでやっておかないとマズい…。むしろ余裕が無い!など、自分にプレッシャーをかけることができます。
ちなみにこの入力すらせずに、成り行きでやっていると、いつも忙しいけれどイマイチ進んでいる気がしないというような、状況がよくわからないスケジュールが破綻した状態になってしまいます。それだけは避けなければなりません。

ブログで発表するのもプレッシャーをかける方法

このように偉そうにまとめて書いてみましたが、そもそも自分が最近集中出来ていない、「ゾーンに入れていない」、ことが問題なので、この記事を書いたことによって、自分にプレッシャーを与えてみました。

ブログにはこんな使い方もありますね。書くことで考えや気持も整理することが出来るし、フリーランスとブログというのはとても相性が良いものだと思います。

さぁ、投稿したら、今度は仕事の「ゾーン」に入ります!