海でMacBook Proを使うスーツの男性

仕事をするとは必死で働くことですか?

仕事をするとは必死で働くことですか?

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昨日は売上報告記事「2014年9月の売上報告(フリーランス9ヶ月目)」を書きました。

今回は、ここのところ少しづつ順調に稼げ始めた流れだったのに、先月は働いているのに売上が下がってしまいました、という報告になってしまいました。
読んでくださったフリーランスの方からは「安定収入はフリーランスの課題ですね」という言葉や、フリーランス経験者の方からは「納品時期もあるので、安定して程よく稼ぐのは大変だよね」という意見をもらいました。

1人であれこれ考えるだけでなく、ブログにUターンフリーランサーのリアルな実情を書いて、こうして同じフリーランサー仲間や経験者の方にコメントをもらえるのはありがたい話です。改めて、ありがとうございます。

売上報告をした次の日は、良くも悪くもそれを引きずった記事になりがちなのですが、今回は売上報告が落ちてしまったので他のフリーランスの方の売上が気になり、「デザイナー フリーランス 売上」などでググって色々な方のフリーランスの売上に関するブログ記事を見ていました。

そこで気付いたことの1つ、必死に働いている人は本当に必死に働いています。それがブログの文章から伝わってきます。そんな記事を読んだこともあり、仕事をするとは = 「必死で働くこと」なのかについて考えてみたいと思います。

必死で働けば先月の売上も20万円になったのか

9月の売上報告の中にも書いたのですが、フリーランスは月給制のサラリーマンではありませんから、月々の売上が安定しないのはある意味当然のことで、問題は売上が低い月でもいくら稼げているかです。

大きな案件をやっていて納品が当分先なので、まとまったお金が入る当てはあるが、それまでその数ヶ月間は売上が10万もありません、というのでは困ってしまいます。そう考えると、売上が悪くても20万程稼げていれば生活はどうにかなるので、毎月20万以上は稼げるようにしたい、という内容を書きました。

先月の行動を振り返ってみると連休は、しまなみ海道サイクリングに行ったり、香川・直島・小豆島旅行に行ったりしています。売上報告をする前に、自分ではその月の売上がどのくらいになりそうかは把握していますから、20万に届かなそうならもっと必死に働くという選択肢もありましたが、そうはせずに旅行に行ったわけです。

この場合は自分の状況でどうにか9月の売上をあと数万稼ぐとすれば、クラウドソーシングのコンペに応募しまくるしかありません。睡眠時間を削って、休みもなく旅行も行かず、ロゴを作りまくってコンペに応募しまくっていれば、先月の売上が20万円を越えた可能性はそれなりにあると思います。
しかし、そうすることよりも健康的な睡眠時間をキープして、連休に旅行に行って色々と経験をしてサバイブログでも記事にした方が、数万円のために必死でロゴを作りまくるよりも、将来の売上につながっていくと感じています。そして、実際にすぐにお金になるかはわかりませんが、その効果はすでに出ています。

必死で働く時の見極めが大事

先程は必死で20万円を稼ぐために働かなかったことで、結果、今後の仕事でもプラスになりそうだという話ですが、必死に働く必要がある時には必死に働くしかありません。

フリーランスにとって基本でありながら、守るのが難しいことの1つに締め切りがります。
やむをえない理由で送れてしまうこともありますが、守るのが当たり前のことです。しかし、明らかにこのペースで行くと貫徹になりそうだ、ということもあります。それでもやらないといけない時は、必死でやるしかありません。7時間睡眠はキープだ!なんて行っている場合ではありません。

ですから、必死で働くな!と言っているわけではないのですが、24時間営業で必死で働いていたのでは、ブラックフリーランサーになって過労死してしまうかもしれません。必死で働く時の見極めは大事です。

必死で働くしかないような状態は手遅れかもしれない

しまなみ海道サイクリングに行った時に言われたサイクリングのアドバイスで、時速15km以下になっていたら足が限界間近なので、もうその日は休んだ方が良い、というものがありました。

この状態、私もしまなみ海道サイクリング3日目がまさにそんな感じだったのですが、走れることは走れるんです。しかし、最後は両膝にサポーターをつけてゆっくりこいでというかんじで、そこから数日は膝が痛い日が続きました。

つまり、こうなってしまってからでは手遅れということです。もう、必死にどうにかこいで今治駅まで行くしかないわけです。そうなる前に、日頃からもっと長距離を走っておくだとか、自転車を体に合わせて調整しておくだとか、日常的にやっておけることがあったにも関わらず、やらなかった結果、必死になるしかない状況になってしまいました。

フリーランスの仕事も同じだと思います。もう家賃が払えない!電話も電気も止められそう!となってしまっては、そりゃ必死にやるしかないでしょう。デザインだけでなく、アルバイトでもなんでもしないといけないかもしれません。

そうならないためにも、日頃からなるべく必死でやるしかないような状況に陥らないようにしておくことが重要なのではないか、と思ったわけです。

まとめ

ブログの色、筆者のキャラもありますから一概に言えないことですが、必死で仕事をする熱いフリーランスの方のブログを読んでみての感想、自分なりの必死論を書いてみました。

でも、この記事を書くにあたって同じブログを読んだ普段から仕事の相談などもする友人に私の印象を聞いてみたとこと、「仕事も営業も必死にやってると思う」との意外な返答が返ってきました。
自分ではわかりませんが、本人はそうでもないのに(必死な時は必死ですよ!)他者の目には必死に写っているのは良いことですね!

自分でもマジでずっと必死でやってます!とならないように、日頃からバランス良く働いていけるように心掛けようと改めて思った日でした。