やはり田舎に住むなら農業か!?友人の書いた『農業経営』が気になる!
Uターンして結構な田舎に住んでいるのですが、ライフスタイルもワークスタイルもPCの前にいることが多いため、気分転換に散歩に行ったりサイクリングをしたりする時以外は、あまり東京にいたころと変わらない過ごし方をしています。
それに比べて、東京から高知に移住したイケダハヤト氏はブログ「まだ東京で消耗してるの?」を見ても、田舎暮らしを楽しみながら高知にも貢献していることが伝わってきます。
というわけで、田舎らしいこととはなんだろう…、と考えるとやはりパッと頭に浮かぶのは「農業」ではないでしょうか。そんなことを考えていると、なんとタイミングよく大学時代の友人が農業に関する本、「農業経営 新時代を切り開くビジネスデザイン」を書いていたのでご紹介します。
UターンやIターンをして農業をする人にはもってこいの内容
うちの両親も小さな畑で野菜を作っていますが、それでも毎日のように畑に行っています。
仕事も引退して、趣味でそのような菜園を持つ生活は良いと思いますが、なかなか別の仕事をしながら簡単にやれることではありません。だからと言って専業農家になるのも大変で話を聞いてもそんなに割りの良い仕事ではない場合が多そうです。
というわけで、農業をやるにも知的に戦略的に行っていく必要があり、そんな時に参考になりそうな内容の本なんです。Amazonの紹介分を引用すると、
企業が農業に自由に参入できるようになり、また農林水産省のバックアップもあり、「農業-食品加工-流通・販売」ビジネス(=6次産業)が活況を呈しているが、この6次産業を今後さらに発展させてゆくには、ブランド化の新戦略や、サプライチェーン・バリューチェーンの構築により、農業と食品・関連企業がともに飛躍する“フードシステムの革新”が求められている。
そこで本書では、地域の食文化をベースとしたブランドをいかに構築することが重要かを提示するとともに食と農との関係性を探りつつ、地域を活性化させるブランド戦略とは何かについて詳説する。また、今後のグローバル化を見据えて、TPP後に競争優位となる食農連携とは何か、また、どのようなマーケティングが展開できるかについても言及。「農業-食品加工-流通・販売」関係者・研究者必読の書
実際の農作業も大切ですが、このような情報のインプットも大切なはずです。
里山資本主義な人たちは増えるのか!?
まわりを見ていても、移住してきた同世代くらいの人たちが、畑を借りて農業をして、それを軸にコミュニティーができて、という流れがいろいろなところで同時多発的に起きています。
UターンやIターンした人たち同士が、農業を軸につながったり、元々その土地にいるおじいさん、おばあさんと農業初心者の若者が触れ合うきっかけになったりと、1つの良い場にもなっているようです。
上手くその輪に入れれば、食費もグッと押さえれるかもしれませんよ!
でも、田舎暮らしは楽じゃない
しかし、そんな里山資本主義な生活をするのも楽なことではありません。Uターンしている私が言うのも何ですが、自分がそのような中にがっつり入っていくのは向かないかもしれないなぁ、と思います。
しかし、そういう人たちに対して、デザインの力で協力することはできると思っているので、得意な分野を活かしてコミュニケーションしていけば良いと思っています。
サバイブログでは、過去に田舎暮らしは楽じゃない!という内容の記事も書いているので、移住を考えている方は参考になるかもしれません。
田舎に移住したいと思う前に知って欲しい“里山資本主義”の現実コミュ力+αで見るタイプ別、田舎暮らしの楽しみ方
まとめ
田舎にいても東京にいるのと変わらないような生活もできる時代ですが、自分もデザインの側面から農業に関わっていけるようなことがあるとおもしろそうだなぁ、と思う今日このごろです!