姫路の山奥にコワーキングスペース!?から考える田舎のインフラ
今日も少しウォーキングに外に出たくらいで、他の時間はPCの前で仕事をしていたのですが、そんな時に気分転換に外で仕事ができる場所があればなぁ、と思ってしまいます。
もちろん松山にはノマドの聖地、スターバックスもあれば他のカフェもあるし、コワーキングスペースも何箇所かあります。しかし、今住んでいる実家付近は田舎のためそんな小洒落た場所はなく、外で作業するといえば図書館くらいです。
そんなわけで自宅で作業する日々ですが、友達のブログを読んでいると姫路の山奥にコワーキングスペースがある!と書いてあるではないですか!マジで!?と思って読んでみたら面白かったので紹介します。
春昼やふたたび動く腕時計 | 原点諧記うちよりもさらに田舎の神河町
まぁ、田舎具合はそこまで変わらないかもしれないのですが、紹介したブログは、兵庫の神河町で「谷間の家 さんきら」とい古民家を夫婦で経営している友人が、週に2回更新している『原点諧記』という“俳句ブログ”です。
ブログのブルーオーシャンか!?友人がスタートした俳句ブログが面白い!同じくらいにタイミングで、東京から地元にUターンしてフリーランスになったこともあり、共通の話題も多く、昨年の2月には実際にこの古民家主催のイベントにも参加してきました。
というわけで、現地に行ったことがあるのでうちと負けず劣らずの田舎であることは理解しています。ですから、そんなところにコワーキングスペース!?と思ったのですが、記事を読んでいくと田舎のリアルが見えてきました。
地域の人たちのインフラになる場所だった
先に結論から書いてしまうと、コワーキングスペースという場所ではなく、「ふれあい会館」という地域の方が交流できるスペースなのですが、その誕生までにこんなストーリーがあったそうです。
2007年、長谷地区の住民に激震が走りました。
地域の過疎化にともない、JR播但線長谷駅前の小売店とガソリンスタンドを運営していたJAが撤退を決定したのです。
「住民の生活インフラが無くなっては困る!」
そんな想いで、住民による自治組織「長谷地区の振興を考える会」が立ち上がり、法人化を経て2008年に『村営ふれあいマーケット長谷店』と、隣接する交流施設『ふれあい会館』、ガソリンスタンド『村営ふれあいSS』が設立されました。
つまり、生活インフラがなくなってしまったことをきっかけに、住民たちが立ち上がって自分たちで作った場所で、コワーキングスペースとしても機能するような場所だったんです。
振り切れている田舎の方が面白い
うちのような中途半端な田舎だと、なかなかこのような住民独自で面白い場所を作るようなこともなく、かといってスタバもドトールもなく、なんとも出る場所がない…、という感じなのですが、田舎なら田舎で振り切って田舎の方が面白いことをしているように感じます。
今度、また神河町に行った際には、ふれあい館もチェックしないといけませんね!愛媛からそこまで行って仕事はしたくないですがw
まとめ
選挙の時くらいしか使われてないんじゃないの?というような公民館などあったりするのだから、少し気が利いた場所にしてくれて、Wi-Fiが飛んでいたら作業にしにいくんですけどね。
というわけで、3月は自宅作業の毎日です。