ミツバチ

【里山資本主義 実践編】裏山のハチ箱を見に行ってきた

【里山資本主義 実践編】裏山のハチ箱を見に行ってきた

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みなさん、ハチミツ食べてますか?

我が家の朝はハニートーストと焼きバナナとコーヒーでスタートします。そして、そこで使われているハチミツは自家製です。東京にいる時も、実家から送られてきた瓶詰めの蜂蜜で、ハニーラテを飲みながら優雅な世田谷の朝を楽しんでいたのも遠い昔のように感じます。

ハチ箱は父親が裏山に置いて世話をしているのですが、私は見に行ったこともありません。今週は結構な忙しさでずっとPCの前にいるので、なかなか真昼間からサイクリングには行けず、少しの気分転換がてら散歩にハチ箱を見に行くことになりました。

ハチ箱を見に道無き山道を登って行く

裏山といわれてもどこに置いているのかわからなかったのですが、それもそのはず、父について山を登っていくと草ぼうぼうのTHE山道なルートを突き進むことになりました。距離はそんななかったのですが、とにかく足場が悪い。そして、急な坂。散歩で舗装された道路を歩いているのとは、わけが違います。

登って行くと、「あ、小さい頃に遊んだ記憶があるなぁ!」という場所もありましたが、疲れて懐かしむ余裕はありません。しかし、父は慣れたものでそんな山道をすたすたと進んで行きました。

ハチ箱発見!ハチ、恐い

時間にすると家を出て15分くらい歩くと、最初のハチ箱が置いてあるエリアに着きました。4箱ほど置いてあり、その内、2箱くらいにはすでにハチが入って巣を作っており、その辺りにはハチが飛んでいます。

勿論、箱を置いてもハチが入って巣を作ってくれなければ、ハチミツも取れませんから、箱の掃除をしたり、ハチの好む蘭の花があるそうで、それをハチ箱の近くにおいてみたりと、色々とメンテナンスをしに来ているわけです。父からすればハチが入って嬉しそうですが、こっちとしてはハチが飛び交って一刻も早くその場から安全な場所に遠ざかりたい思いでした。

田舎の人の山の知識

そんなわけで、今回はチェックしただけで他のハチ箱のエリアを見に行くことになりました。

その移動の間も色々な木々や草を見ては、これは芽が食べれる、実が食べられるとか、これ山菜だなどと、とにかく山に対しての知識が多い。小さな頃から山で育って、そこで農業などをしてきた人ですから、里山から受けられる恩恵が私とは違います。

そして、帰りには檻があり、あれは何かと尋ねると、イノシシを捕る檻だという答えが帰ってきました。家…、どれだけ田舎なんだよ…。

やはり里山資本主義は私には無理です

今日、父と一緒に裏山の散歩をしてみて、改めて私には同じようにハチ箱を管理したり、小さな畑ではありますが農業をするのは、体力的にも知識的にも、そして何より、向いていないと感じました。

やはり、里山資本主義は以前のサバイブログの「田舎に移住したいと思う前に知って欲しい“里山資本主義”の現実」でも書いたように、ファッションではありませんでいした。自然と共に生きていく高い能力が必要なようです。

ですから自分はもう少し里山資本主義パラサイトでいられる間に、自分で稼ぐ力を付けて、裏山を自転車で登りきれる体力も養いたいと思います!

※自転車で登るのは舗装された道です。