宮古島で仕事をするビジネスマン

ワークスタイルの変化に対応、先手で始めるフリーランス、副業、パラレルキャリア。

ワークスタイルの変化に対応、先手で始めるフリーランス、副業、パラレルキャリア。

2017年に入って、ワークスタイルに関わるトピックスを目にすることが増えました。その中でも感じるのが、正社員を雇う必要性の低下です。

副業の規制緩和も進んでいく中で、正社員とフリーランスの割合は大きく変わっていくかもしれません。

会社員も副業可能に 諮問会議で提言 – 産経ニュース

昨日はこのような記事を見つけて、そんなことを考えるきっかけになりました。

生産性向上・副業OK・パラレルキャリア前提の社会は、雇用される側にとって残酷な社会となってしまうのか? | 隠居系男子

今回は、会社員からフリーランスになってみて感じる、今後のフリーランス事情の予想と、副業やパラレルキャリアについて書いていきます。

今の時代ならフリーランスにならなかったかも…。という人が増えている!?

フリーランスで働いている人に、フリーになった理由を聞くとさまざまなフリーになるまでの経緯があるわけですが、結構多い理由の1つが、決まった時間に出勤して定時までは会社にいないといけないという仕組みが合わないからというものです。

言い換えると自分のペースで働きたいとか、自宅で作業をしたいということになるでしょう。

これを実現するためには一昔前だとフリーになるしかなかったかもしれませんが、今ではリモートワークのような社員のスタイルも徐々に広がってきているので、社員でありながらこの希望をかなえられるケースも増えています。

フリーランスはどうしても収入面などで不安定なところがあるので、定額の給料というのは魅力的でもあります。

しっかりと生活できる給料をもらいながら、時間や場所は選ばずに働くことができる。そんな会社員になれるのだとしたら、会社員もいいかも!?という声もよく聞きます。

一方で強制的にフリーランスにならないといけなくなったり、副業をしないといけなくなる時代とも…。

フリーランスになった理由で他にもよく聞くものが、会社が潰れたから、会社が経営不信で。というものです。

こういう場合に転職ではなく、フリーになるという道を選ぶ人が特にクリエイティブ職の場合だと多いのかもしれません。

なりたくてフリーになったわけではない人も、案外多いということです。

そして、冒頭でも書いたように副業の規制緩和がおこなわれる背景には、終身雇用の時代ではないのだから、会社員であってもあまり会社をあてにしすぎず、自分の人生は自分でどうにかしましょう。自助努力で稼ぎましょう。ということがあります。

この給料ではやっていけないから副業でもしたいけれど、副業禁止だし…、というのもつらいですが、副業Okだから、会社にばかり頼らずに生きていってね!というのも人によっては大変ですよね…。

自分のワークスタイルを見てみると副業やパラレルワークもやっていた。

ここで自分の収入源を改めて見てみると、

  • メインはデザイナーとしての仕事
  • 専門学校で非常勤講師
  • 少しではあるがこのブログからの収入
  • (利益はないが)愛媛のクリエイター団体「AED」の運営

とすでに副業やパラレルワークを組み合わせていることに気づきました。

パラレルキャリア – Wikipedia

これらは自分が好きでやっていることで、それぞれが相互に良い影響になっている内容でもありますし、投資などで言うところの「卵は1つのカゴに盛るな」という理にもかなったことでもあります。

特に重要なのは、自分で選択して、楽しんでやっているという点ですね。

副業やパラレルキャリアは、やらないといけなくなる前にやってしまおう。

自分の今のワークスタイル、好きでやっているから良いのですが、もうこれで稼げない!となってしまってから副業をしないといけない状況で始めたのでは、結構苦痛になっていたかもしれません。

今の時代、ワークスタイルの変化が激しいので、このスタイルがみんなに当てはまる安定したもの、といったものはそもそも存在しません。

正社員であればリスクがないという時代でもないので、さまざまなワークスタイルに関する情報をインプットして、実践できることはやっておくべきですね。

まとめ

フリーランスやパラレルキャリアの本を見ると今はまだ、楽しく、自由に、イケてる、新しい、というようなポジティブなカタチで書かれていることが多いですが、そのうち給料だけではやっていけないから、副業をせざるを得ない状況になった人が読むようなテイストの本の方が増えていくかもしれません。

変化があるのはエキサイティングで面白い時代でもありますが、大変なことも多いです。

生きていくための武器を持って、サバイブして生きましょう!