雨の雫

台風の被害はニュースだけではわからない。愛媛県内でもこんなに違う

台風の被害はニュースだけではわからない。愛媛県内でもこんなに違う

雨の雫

昨日は、「台風8号、明日には四国上陸か!?個人的にはもう被害が…」という記事にも書いたように、台風対策準備万端で今日を迎えました。しかし、蓋を開けてみると驚くほど雨風どちらもひどくなく、私の住んでいる地域は静かに台風が過ぎ去って行きました。

少し拍子抜けした感じもありますが、愛媛も場所によって状況はかなり異なったようです。

全国ネットのニュースだけではローカルな情報はわからない

台風の進路を見る限りでは、明らかに愛媛も暴風域に入っていましたし、雨も相当降ると予想されてしました。しかし、実際は昼頃はむしろ晴れていたし、まとまった雨もそれほど降っていません。

全国ネットのニュースを見た友達からは心配され、「愛媛は大丈夫?」とメッセージももらいましたが、それが申し訳なく思う程の、穏やかといってもいような天気でした。しかし、愛媛でも他の地域に住んでいる人と連絡を取ってみると、突風が吹いたり、雨も相当降ったところがあったようです。

松山でも床上浸水、床下浸水したところがあり、西予市では亡くなった方もいるとニュースで放送されていました。

台風・大雨の被害 3人死亡49人けが NHKニュース

緊急・被害状況 – 詳細 – Yahoo!天気・災害

山が多いので天気が違うのか

家から松山方面に行くにも、宇和島方面に行くにも、山があって峠を越えて行くので、台風に限ったことではなく、こっちは雨が降っているのにトンネルを抜けると晴れている、というようなことはよくあります。それだけ地形が違えば台風の影響も違ってくるでしょうから、被害にもこれだけの差があったのではないでしょうか。

ちなみに昔は少し大雨が降るとすぐに川が氾濫して、道路も浸かってそれこそ全国ネットのニュースでもその様子が流れていましたが、堤防が整備されていまではそれほどひどくなることはないそうです。あの光景を思い出すと、官兵衛が考えた高松城の水攻めは、本当にかなりにダメージを与えたことが想像できます。

吹き返しの風は強かった

このように私の住んでいるところは、被害もなかったのですが、台風が過ぎ去ったあとの「吹き返しの風」は強く吹いていました。今も、台風が通過している時よりも、風が吹いているくらいです。

夕食後に雨も降っていなかったので、両親がウォーキングに出かけましたが、時折、突風が吹いて飛ばされるかと思ったと言っていました。やはり、台風の日は出歩かないのが1番のようです。

関東方面の方々も今夜辺りから、台風にお気をつけ下さい!