黒板の前の男性教師

教えることで自分も学ぶ人生初の講師業

教えることで自分も学ぶ人生初の講師業

黒板の前の男性教師

愛媛にUターンしてデザイナーの仕事の他に、地元の専門学校でデザインについて教える講師業もスタートさせました。

今日が初授業でそれを終えてブログを書いています。最初の授業から、人に教える難しさを痛感しています。

年を取ると学生の感覚を忘れている

自分にも学生時代があり、デザインを学んでいました。そこでの経験があるので、その時に教えてもらいたかったことや、会社でのデザイナーも経験し、現在はフリーランスとしてデザイナーをやっていることを基にリアルな体験を届けたいと思って、資料作りをして授業に臨んだのですが、実際に授業をしてみると現場で色々と学ぶことがありました。

意識が1番足りなかったと思うのは、学生が楽しめる授業をするという点だと思います。伝えたことは現場に出ても間違いなく使えるスキルであり、大切なことであるのですが、それを学生が楽しく学べることも考えて授業にしないと、面白くない授業になってしまうのかもしれません。

自分の学生時代を思い返して、その時の先生たちも大切なことを学生に伝えたい!という気持ちで授業をしていたことは間違いないと思いますが、授業自体が面白くないとそれも入ってこないかもしれません。というより、入ってきてなかったですねw

社会人相手のセミナーや勉強会をしているわけではないので、学校の授業スキルというものを上げていかないといけないと感じました。

デザインについって客観的に論理的に考えるきっかけになる

デザインというものは、色にしても構図にしても1つ1つに意味がある論理的なものですが、長年デザイナーをしているとこれまでの自分の習慣や癖、感覚で作業をしてしまいがちです。

それが一概に悪いことというわけではありませんが、フリーランスなったという大きな変わり目のタイミングで、 講師という仕事をきっかけに、改めてデザイナーに対して客観的に論理的に考えることができるのは、自分の仕事に対しても良いフィードバックがありそうです。

まとめ

ひとまず初授業を終えて、デザインの制作作業とは全く違う疲れを感じていますが、教えることで自分も学びながら授業スキルをアップしていきたいと思います!