【読書メモ】3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知
何事も3週間くらい続けると、それは習慣になり無理なく続けられるようになる。
ということが書かれた記事を見ることが良くありますが、そのものズバリのタイトルの本を書店で発見したので手に取ってみました。
これが自己啓発本か！
今までワークスタイルやフリーランスのお金の話のような、具体的なビジネスのテクニックが書かれた本は読んだことがありますが、いわゆる自己啓発本というのは読んだことがなかったかもしれない。とこの本を読んで感じました。
自己啓発、なんか胡散臭い感じがしてあまり好きな言葉ではないのですが、その意味をWikipediaで調べてみると、
自己啓発（じこけいはつ）とは、自己をより高い段階へ上昇させようとすることである。より高い能力、より大きい成功、より充実した生き方、より高い人格などの獲得を目指す。
とあり、細かいテクニックというより、メンタル的ところのようです。
この本に書かれていたのはテクニック的なこともありますが、過去の偉人や天才と呼ばれた人たちの言葉や成功した例をあげながら、こうすればあなたの人生が素晴らしくなる！ということが書かれているので、立派な自己啓発本でしょう。
確かに、ここに書かれていること全てが実績できたら、何か違う人生になる可能性は大きいと思いますが、なかなか難しいですねw
出来ないけれど読んだらやれるような気がして、数日は意識するして過ごしてみたが、やっぱり出来なくて…。そうこうしているうちにまた別の自己啓発本が出てそれを読んで…という繰り返しで、似たようなタイトルの自己啓発本は出版されつづけ、それなりに売れるんでしょうね。
良いことも書いてあります
なかなか全てが実績出来るわけではありませんし、自分に不向きなものもありますが、これは良いかも！と思った習慣をいくつか紹介します。
心配休息
心配事がある時、それを気にしていると際限なく考えてしまって他のことをしていてもパフォーマンスが下がります。それなら逆に、30分なら30分。心配事に関して考える時間を設け、他の時間には考えないというものです。
大抵の心配事は考えてもどうにもならないことが多いので、時間を決めてその時間はとことん心配する（考える）というのは気持の切り替えテクニックとしてはアリだと思います。
すべての本を読み終えなくても良い
手に取った本がすべて自分に役立つわけでは無いし、読み始めた本の全ページに読む価値があるとは限りません。しかし、一度読み始めると読了出来ないと自分がダメだという気にもなってしまうので、そんなことは無いと客観的に思えることは時間を無駄に使わないために重要です。
音楽の力を享受する
これはすでに実績していることでしたが、生活や仕事のシチュエーションに合わせた音楽を聞く（流す）ことによって、気持の切り替えがしやすくなりパフォーマンスも上がるというものです。
気持良く目覚められる音楽を聞いて、仕事に集中できるBGMを流し、リラックスした音楽を聞いて眠るというのは一日の流れにリズムもできてオススメです。
サクッと読めるので読んで損はない1冊
この手の本は、項目ごとのタイトルを見るだけでその内容がわかります。それに読み飛ばしても良い例え話も多いので、気になる項目の落としの部分だけを見れば1時間もかからずに読み終えるはずです。
今までこの手の本は読んだことがないという人は、手に取ってみても損はない1冊です。
