海から街を見る男性

【田舎暮らしで検証】対人関係とストレスの関係

【田舎暮らしで検証】対人関係とストレスの関係

海から街を見る男性

フリーランスになったばかりの時に1番楽だなぁ、と思ったことがあります。それは1人でいられるということです。仕事のストレス、プライベートでのストレス、色々のことでストレスを溜め込んでいても、それは元をたどれば、ほとんどが対人関係によるストレスになるのではないでしょうか。

しかし、1人でのびのびとストレスフリーでやっているつもりのフリーランス生活も、時が経つにつれて違った問題が出てきました。そんな田舎暮らしフリーランサー生活をしているからこそわかる「対人関係とストレスの関係」について考えてみたいと思います。

1人でいる時間はシンプルで貴重

地元にUターンするのと同時にフリーランスになったので、東京にいる時と比べると本当に1人の時間が増えました。というより、田舎でそんなに若者もいないし、職場に出勤することもないので、基本的に1人です。

これまで働き初めてずっと出勤するということを繰り返していたわけですから、自宅で1人で仕事ができるという体験は感動的でした。口うるさい上司もいなければ気が合わない同僚と顔を合わせる必要もありません。
それに加えて、プライベートな時間も飲みに誘われるでもなく、付き合いで顔を出さないといけないものがあるわけでもないので、読書をしたり音楽を聴いたり100%の時間を自分の好きなように過ごせている気がしました。

このような1人の時間は、とてもシンプルで貴重なものです。ストレスフルな毎日を過ごしていて、「もう疲れた!」という人がいたら、とりあえず1人になってゆったりした時間を過ごしてみることをオススメします。
対人関係から1度自分を切り離すことで、色々なことがクリアーに考えれて、解決することもあるかもしれません。

1人でいること自体がストレスになる

1人でいる時間の重要性とその時間が手に入った喜びについては書いた通りですが、ストレスの全てが人と会うことによって生まれるわけではありません。
特に自分の場合でいうと、フリーランスをスタートしたばかりで右も左もわからない不安からのストレスや、Uターンして地元に帰ってきたものの仕事がないし、ネットを使っての仕事のやり取りも最初のうちはうまくいかず、それらのことからストレスが生じていました。

そんな時にフリーランスですから、仕事の責任はすべて自分にあることは明確ですし、1人なので相談をする相手もいません。こうなってくると今度は1人でいることで生じてくるストレスがあることにも気づいてきました。

1人では発散できないストレスがある

1人でなることで対人関係のストレスから開放されたが、今度は1人しかいないことからの不安などがストレスになる、ここまではなんとなくイメージできるというか、想像ができると思います。

しかし、実際に田舎で1人になってみてわかった以外なことは、ストレスには1人では発散できないストレスがあるということです。

別に1人でも読書をしたり、音楽を聴いたり、映画を見たり、お酒を飲んだりすることはできます。それに体を動かしたいと時は、私の場合は自転車で走りに行きますし。
それぞれのストレス発散法、どれも効果はありますし、楽しいです。どれも1人でできますが、それを他者と共有することができないとスッキリストレス発散!とはなかなかいかないのかもしれません。

映画を見ること1つをとっても、面白い映画は1人で見ても面白いんですが、友人などと見て鑑賞後にあーだこーだ言いながらお酒でも飲みながら話すことも含めて楽しく、ストレス発散になっていたわけですね。

まとめ

フリーランスというワークスタイル自体は、今のところ自分にはとても合っているものだと思っています。しかし、会社ではなくフリーランスで働くことと、四六時中1人でいた方が良いというのは違うようです。

そんなこと当たり前だろ!と言われそうですが、色々なことが1周して改めて実感しているところです。

何事もバランスですが、田舎に移住など考えている方は、自分と同じくらいの世代の人はいるのかなども知ってから動いた方が良いかもしれませんね!