Illustratorで複数のアートボードで作業しまくっても落ちないコツ
ここ数日、Illustratorを鬼のように使っています。最近はWebデザインの仕事が多かったのですが、久々にボリュームのある紙の仕事をやっています。フリーランスでこなす量が多くなると大変ですが、Illustratorを活かしまくって作業しているのは、もともとグラフィックデザイナーなので楽しいものです。
今回はページ物のデザインなので、Illustratorの1ファイルに対して、複数のアートボードを作成して作業をしています。こうするといくつもAIファイルを作る必要もなく、データの管理も作業もラクで、私はIllustratorの複数アートボードの機能はとても気に入っています。
しかし、1つだけ大きな問題があります。それは、1ファイルないに詰め込む量が増えるので、Illustratorの動きが遅くなってしまったり、落ちてしまったりすることがある、ということです。
今回は、なるべくそのようなことにならないための基本的なことで、簡単なコツを書いておきます。
使用する画像はちゃんとリサイズしよう!
タイトルの通りです。Illustrator上に配置する使用画像は、ある程度適切なサイズにリサイズすれば、保存や動作のスピード、落ちる回数などが大きく変わってきます。
そんなことはわかっているよ!と言われてしまうかもしれませんが、デザインが変わったら使う画像のサイズも変わるので、なるべく大きな画像(高解像度)のままで扱いたいという気持ちがあります。
それに、Illustratorのバージョンも上がって、Macのスペックも良くなったので、大きな画像のままでも結構がんばって動いてくれます。しかし、この認識が甘かったことを実際の作業の中で痛感しました。
大きすぎる画像は時間のロスになるだけ
Macも頑張ってくれているし、ということと、本当に大きな画像が必要な仕事が続いていたので、そのバカでかい画像のまま、ページ物のデザインもしていたのですが、とにかく保存が遅くて頻繁に落ちてしまう…(というのも長辺が5000pxほどの画像だったのですが)、これをリサイズすると(長辺を3000pxにしました)かなりの枚数の画像を扱ってもサクサク動くようになりました。
長辺3000pxの画像というのも結構大きいとは思うのですが、それでここまでスムーズに作業できるとは!と感心しつつ、5000pxを超えるような画像をIllustratorに何枚も配置すして作業をしていると落ちる、という我が家の作業環境の限界もわかりました。
まとめ
保存の早さや、作業中の処理の早さは、積もり積もってトータルの作業時間の中で見るとかなりの差になります。
リサイズする時間がもったいない!なんて思わないで、リサイズした方が結果早く終わるでしょう。
画像のリサイズをスムーズに行うための、photoshopのバッチ処理についても、今度書いてみようと思います。お楽しみに!