【フリーランスのお金の疑問】退職した年の確定申告ってどうするの?
昨日、税務署に行って色々とフリーランスのお金のことについて、わからないことを質問して来たので、その中から他方も疑問を持っていそうなことを紹介していこうと思います。
今回はタイトルにもあるように『退職した年の確定申告はどうすれば良いのか』についてです。
退職後、すぐにフリーランスになって事業をスタートした方は、勿論その年の売上を青色、もしくは白色で確定申告されると思いますが、私は退職後、仕事をどういう形でやろうか考える時間も欲しかったので、WEBのスクールに行ったり旅行に行ったり、今までの会社員時代にあまり出来なかったことをしていました。
そのため昨年は1~4月の会社からの給料以降は、殆ど収入がありません。その場合、確定申告ってしないと何か問題があるんですか?という質問をしたわけです。
結論から言います。確定申告に行きましょう!
返って来た答えはとてもシンプルで、私のような状況の場合は税金を払い過ぎている可能性の方が高いので、「確定申告をして還付金をもらった方がとくです!」ということでした。
考えてみれば単純な話で、1〜4月の給料は既に源泉徴収が引かれていますが、この引かれたお金の計算は退職せずこのまま働いて給料をもらい続けることを前提とした額が引かれているので、殆どの場合が払い過ぎているわけです。(実際は今年の所得は、働いていた頃の所得に比べるとかなり少ないですからね)
そして、退職金をもらっていたり、退職後少し仕事をしたとすれば、デザインや執筆などの仕事の場合は基本的に源泉徴収された額が支払われているはずなので、これらの払い過ぎているお金も還付してもらわないと損をすることになってしまいます。
他にも控除されるものが結構あります
フリーランスになると会社が払ってくれていた(天引きされていた)年金や、健康保険料金も自分で国民年金や国民健康保険に加入して支払っているはずなので、いくら払ったと書類に書いたり、控除証明書を提出することで還付金がもらえる可能性大というわけです。
他にも生命保険の控除や、医療費控除(病院や薬局での領収書はちゃんと取って置きましょう)など、色々とお金が返ってくる可能性がある物が多いので、確定申告には行った方が良いわけです。
自分で年末調整をする気分で気軽に行ってみよう
ひとまず、税金を納める場合ではなく還付だけなら年明けの最初の営業から受付はしているそうです。
私のような場合は確定申告というより、これまで会社がやってくれていた年末調整を自分でやるという感覚ですね。
ですから同じような状況の方がいたら、
- 源泉徴収票
- それぞれの保険などの控除証明書
などが揃ったら、印鑑を片手に税務署に行きましょう!簡単な書類を記入して、持って行った証明書などを提出すれば手続きは終了だということです。
定年退職した年の確定申告の記事ですが、こちらの記事も大変参考になりました。
確定申告、退職した年の注意点 :退職・年金ナビ:年金・保険・税 :マネー :日本経済新聞
これで、去年分の年末調整調整は問題なく行えそうですが、今年からは青色申告です!
何か難しそうで、面倒そうな話しか聞かない確定申告ですが、その中でもこういう場合どうなるの!?という「経費に関する疑問」もぶつけて来たので、明日はそれについて書いてみたいと思います。