フリーランスWEBデザイナーの学習しなければならないタイミング
フリーランスのWEBデザイナーが100人いたとすると、100人中100人がWEBのトレンドや新しい技術など、学び続けなければならない!と思っているはずです。
しかし、今の自分のスキルや知識で仕事が回っているうちは、なかなか新たに学ぼうとしないものです。頭の中ではこれはあの方法が使えればもっと早くできる、とわかっていても、その方法を学ぶためにある程度の学習時間が必要となると、忙しい、時間がない、という理由で学習は後手後手になってしまうものです。
それでは、どんな状況になると学ぶのか、答えはピンチの時でしょう。
セミナーの懇親会で聞いた学ぶタイミング
学習といえば、私は愛媛でデザイン、特にWEBデザインに力を入れてセミナーや勉強会を行っていくクリエイター団体「AED(A Ehime Designer)」のスタッフをやっています。
先月はAED初主催のセミナー「AED Vol.1 powered by CSS Nite 『10倍ラクするIllustrator仕事術』 (増強改訂版)出版記念 DTPxWeb Adobe Illustratorのチカラ、お見せします。」があり、まさに学習する場をつくってきました。
このような活動もしているので、デザイナー、クリエイターの学習の大切さは十分にわかっているつもりなのですが、実際に学習するには何かのきっかけがないとなかなかできないものです。
そこで、セミナーに登壇いただいたCSS Niteの主催でおなじみの鷹野さんに、「どんなタイミングで学習して、さらにその学んだことをつかうのですか?」と質問してみたところ、「仕事の中で無理矢理にでも新しいことをやってみて、それで上手くいかなければ、その時にどうにかしないといけないので、さらに学ぶ」というような内容の答えをいただきました。
確かに1日にスケジュールの中で、1時間は○○の学習をする!と決めて学ぶことも大事ですが、結局、最短で使えるスキルを学ぶためにはいきなり実績から入るのはが1番手っ取り早いということのようです。もちろん、学習する内容にもよりますが、いつ使うかわからないようなことだと、学習が単に習慣になるだけで、逆にいつまでやっても実績で使えるレベルにならないこともありそうです(英語学習などは、この法則に当てはまりそうですね)。
ピンチを乗り越えるしかない!
フリーランスで独りだと、会社内のように身近に助けてくれる人がいないので、仕事でピンチの時にはピンチはピンチ!だと思ってしまいますが、どうにかチャンスだと捉えて、そういう時に学習しながら乗り切るしかありません。
締め切り間際で時間がなくてテンパっている時に、一呼吸おいて調べたりしつつ問題を解決していくのは本当に大変なのですが、そうやって身につけたことはしっかりと自分の知識やスキルになっていきます。
多分、フリーランスで働いている限りはこんな場面が今後も何度もあると思うのですが、チャンスと思い乗り越えつつ、そんなピンチが訪れる回数を減らすように日頃の学習も行わなければならない、ということですね。
まとめ
なぜこんな記事を書いたかというと、只今、軽くピンチ中なので、今日のサバイブログは短めでピンチを乗り越えるために学習しつつ頑張ります!