【freee】フリーランス1年目で会計で困ったことBEST10
昨日は私が井上君スタンプになって登場している廣升健生税理士事務所の「フリーランス1年目を代表してクラウド会計freeeについて税理士と話をしてきました」というコンテンツを紹介しました。
LINEスタンプを越えた!?井上オリジナルスタンプが増殖中やはり、自分がスタンプ化して出ていることと、スタンプのクオリティが高い(イラストレーターが描いてくれています)ので、私をリアルに知っている人からの「私もスタンプ作って欲しい!」というようなリアクションがありました。
堅苦しい会計の話にこういうビジュアル的な側面から入っていけるのは、きっかけとしてはとても良いと思っています。
というわけで、スタンプの話はしたのですが、肝心のコンテンツの内容に関してはあまりちゃんと触れていなかったので今回は私が、フリーランス1年目を代表してクラウド会計freeeについて何を税理士と話してきたのか、を紹介しておきます。
フリーランスの会計、経理あるあるネタ
フリーランス1年目を代表してクラウド会計について税理士と話をしてきました。 | クラウド会計特化事務所 廣升健生税理士事務所このコンテンツは、実際に私が「全自動のクラウド会計ソフト freee」のユーザーとしてソフトを使用している中で、わからなかったことや困ったことを、顧問税理士もお願いしている廣升氏に相談して、その内容を元に展開しています。
すでにフリーランスとして何回か確定申告をした経験がある方なら、経理処理の知識はありますからfreeeの操作になれさえすれば使えるようになりますが、私は昨年2014年からフリーランスとしてスタートしたばかりなので、まだ確定申告の経験がありません。
ですから、「クラウド会計freeeについて税理士と話をしてきました」というタイトルではあるものの、freeeの操作方法だけではなく、会計や経理について確かに私もそういうことがわからなかった!というようなフリーランスを始めたばかりの人がつまづくあるあるネタが満載で、それに対して廣升氏がわかりやすく解説した上でさらにfreeeでのその処理の仕方も教えてくれるので、まだfreeeユーザーの方でなくても、もう会計?経理!?わからん!という方が読んでも大変役立つコンテンツになっています。
フリーランス1年目で会計で困ったことBEST10
それでは、このコンテンツの元にもなった「私がフリーランスで1年間freeeを使いながら経理処理をして、困ったこと、わからなかったことBEST10」を発表します!
第1位 freeeの自動同期に甘んじて、年末まで放置しすぎて大晦日、正月もなくなった
自動同期で情報が入ってくるので、なんとなく経理ができている気分になりますが、処理しなければ意味がありませんし、自動化にもなりません。それに少なからず、現金の取引もあるので1年間ためると大変なことになります。
第2位 簡単だと思ったfreeeが全然簡単じゃなかった
確定申告の本もfreeeの本も読んでいるのに、改めて溜まったfreeeの自動で経理の処理をしようと思うと、どうして良いのかわからず戸惑いました。確定申告の経験がある方なら、もっとスムーズに使えるのでしょうが、未経験の自分のような駆け出しフリーランサーは、早めにfreeeに触って、わからないことはfreeeのサポートや対応できる税理士に相談することをオススメします。
第3位 freeeを使っていると質問できる人が少ない
自分のまわりにも何人かのフリーランスがいますし、税務署にお願いして無料の記帳指導も受けているので、こような状況なら質問もできるし安心だ!と思っていたのですが、大抵の方の質問への回答やググって出てくる説明記事は複式簿記での回答になります。そもそものfreee独自の操作や処理に関しては、対応していない税理士に聞いても、もちろんわかりません。これも、freeeのサポートや対応できる税理氏など、わからないことがあれば相談できる体制を作っておいた方が良いでしょう。
第4位 予想以上にレシート、領収書(現金での取引)があった
少ない方だとは思うのですが、田舎で汽車やバスも現金払いのため、1年間溜め込むとレシートや領収書の枚数がそれなりの数になります。ReceRecoというアプリを使って、レシートは撮影して取り込むようにしてはいますが、それでもカード払いでの自動で経理の処理に比べると時間はかかります。溜め込まずに月に1回くらいは処理しておくべきでした。
第5位 源泉徴収税を請求書に書いていなかったことで一苦労
源泉徴収税は、法人のクライアントが計算して引いて、振込んでくれるものという認識だったので、freeeで発行している請求書に記載していませんでした。しかし、これでは入金があっても 請求額 = 振込額 とならず、freeeでの入出金予定とマッチというワンクリックの処理が使えません。それに、クライアントが源泉徴収税の計算を間違えていることもあったので、こちらが請求書に記載して、確認後、請求額を振込んでもらった方が良いでしょう。
第6位 振込額の負担の確認は最初にしておかないと面倒
源泉徴収税と同じで、入出金予定とマッチが使えなくなるのが、請求額の振込手数料をこちらが負担する場合です。一般的に振込手数料は振り込む側が負担するものだろうと思っていましたが、こちらが負担するケースも思いの外多くありました。最初に契約する際に、消費税、源泉徴収税、振込手数料に関してはしっかり確認しておきましょう。
第7位 事業用の口座の選び方で失敗
事業用の口座とプライベートの口座をわけている方は多いと思いますが、これも単にわけたのでは損をしてしまう場合があります。他行への振込手数料や、ATMでの手数料の確認、そして、freeeに対応していても地銀などでは自動で同期がうまくいかない場合もあったので、楽天銀行や、住信SBI銀行などのインターネットバンキングがオススメです。
第8位 収入が分散していることが仇に!?
フリーランスで青色申告をするので、いくら少なくてもすべての売上を報告しなければいけません。そうすると、さまざまなアフィリエイトなどを登録していると、1つ1つの売上は月に数十円ほどしかなくても申告する必要があるうえに、アフィリエイトの種類によって確定日も振込日もバラバラです。これらを把握しないまま放置しておくと、確定申告で大変なことになります。
第9位 クラウドソーシングの取引の手数料には注意は必要
こちらでいちいち請求書を発行しなくても、クラウドソーシングはそのシステム上でお金のやり取りを管理してくれて楽なことが魅力の1つです。そして、報酬は手数料が引かれて振込まれるわけですが、最初はこの振り込まれた額が売上だと思っていました。売上はあくまで手数料が引かれる前の額、そこから手数料が引かれていくら、という記帳も必要なので、注意しましょう。
第10位 会計に無頓着な人の話を聞いて安心していた
世の中のフリーランス全員が会計に興味があるわけではありません。何年もフリーランスをしているのにあまり仕組みもわかっておらず、ずっと白色申告の方もいます。そういう方の話を聞くと、とりあえず領収書をとっておけばどうにかなるのかな?と思っていたのですが、それでは青色申告の65万円の控除は受けれません。受けたいのならば、それ相応の知識と作業が必要です。
困ったことへの回答は廣升税理士事務所のサイトをチェック!
この会計で困ったことBEST10は、すでに廣升氏が、「税理士と話をしてきました」コンテンツで回答、解説記事を書いています。
フリーランス1年目を代表してクラウド会計について税理士と話をしてきました。 | クラウド会計特化事務所 廣升健生税理士事務所スタンプだけでなく、図やチャートも多くあり、大変わかりやすい記事になっているので、同じようなことがわからなくて悩んでいる方は見てみると解決する可能性が高いですよ!
まとめ
廣升氏にもよく言われますし、私もその通りだと思うことが、経理処理にいくら時間をかけても売上は増えないので、本業を頑張ろう!ということです。
節税なども気にはなりますが、そこであれこれ時間を使うより、駆け出しフリーランサーは売上を上げるべきです。
そのためにも効率化できるところは、freeeを使うなどして時短していきましょう!そのためのノウハウも詰まった廣升健生税理士事務所サイトは、日々役立つ記事が増え続けているので、フリーランスの方はブックマークしておくと会計、経理の疑問の解決に使えるはずです!