辛そうな男性

いまさら普通にデザイナーですっていうのは辛いよね、という件

いまさら普通にデザイナーですっていうのは辛いよね、という件

辛そうな男性

ここのところ連日サバイブログ的に問題になっている「忙しくなってきたらブログを毎日書く必要性があるのか」ということを考えていて、1つの答えが出たので書き留めておきたいと思います。

このブログを読んでくれている方の中でも、自分でもブログを書いているという方はいると思いますが、ブログ飯な生活をしているわけでもなければ、正直ブログを続ける理由ってあまりないんですよね。
つまり、普通に考えてブログを書くこと < 仕事(本業)ですし、収入のことを考えてもその思考は健全だと思います。

特にサバイブログはアフィリエイトブログではありませんし、そうでないなりにも儲かることに最適化したブログというわけでもないので、睡眠時間を削ってまで毎日更新するほどの価値があるのか冷静に考えるべきだと思います。

そして考えた結果、ブログからの売上として考えるとお小遣い程度の売上ですが、本業に与えている影響を振り返ってみると、かなりの影響を与えていることに改めて気づきました。

クライアントとブログの話にならなかったことがない

現在、自分が使っている名刺は、片面が屋号である「Layers」、もう片面がこのブログ「SURVIBLOG」という両A面的な名刺になっているのですが、もちろん仕事先でもその名刺を渡しているせいか、クライアントなど仕事でのお付き合いがある方々のほとんどとサバイブログの話になっています。

そして、それだけ話題に出る大きな理由としては、毎日更新しているから、ということがあるでしょう。特にFacebookなどでもつながっている方には、毎日22時と翌日12時過ぎになると記事が共有されますから、「この人、本当に毎日ブログを書いてるんだ」となっているはずです。

その分、他のデザイナーと比べて印象に残っているということはあるでしょう。

執筆の仕事をするきっかけになった

ブログからのアフィリエイトの額はさほどではありませんが、サバイブログを毎日書いているおかげで、初めて文章を書いてお金をいただくという執筆業をスタートすることもできました。

デザインの仕事でもキャッチコピーや文章を、ライターが書くまでのダミーかもしれませんが書くことはありますし、良ければそれが本番で採用されることもあります。つまり、副業でライターもやってます!というよりも、本業にも活かせるというか、どっちも本業という気持ちでやっています。

そして、執筆業のきっかけになったのがサバイブログであると同時に、執筆の仕事をすることができるくらいには文章が書けるようになったのも、サバイブログを毎日書いていて自然についた文章力のおかげです。

Uターンクリエイターということをブランド化できる

これがサバイブログを書いていて1番重要なことだと感じるのですが、このブログを書いているおかげで、自分が東京からのUターンクリエイターということをブランド化できていると思います。

正直、東京に出て愛媛にUターンするデザイナーは私だけではありません。デザイナーという職業柄、人数は少なくても大都市からのUターン率は他の職種よりも多いくらいかもしれません(1度は東京、大阪に出よう!と思う場合が多いので)。

そして、その多くの人がUターンですから自分の故郷に帰ってきましたという意味では珍しいことではないので、帰ってしまったら単に地元の人になってしまうということです。それはつまり「東京帰りのデザイナー」的なブランド力って結構すぐに忘れ去られるよね、ということです。

しかし、サバイブログの文章の展開の王道の1つでもあるのが、東京と地方の比較にあります。そして、今でも東京の友人とも頻繁に連絡を取ったり東京に行くこともあるので、そこからまた新たな東京と地方の比較ネタが生まれ、Uターンクリエイターであるということを定着させる効果はあるのではないかと思っています。

サバイブログの毎日更新は十分に武器になっていた

武器になるために書いているので当然ことではあるのでが、こうして振り返ってみると思った以上にサバイブログって自分の武器であり、他のデザイナーとの差別化になっていて、その大きな理由が、先に書いた「毎日更新」にあることは確かです。

そして、ここでもう1つ問題なのが、もうサバイブログを毎日更新しなくても、サバイブログの人ですよね?なるほどサバイブログが有名になっているわけではない、ということにあります。ここまで育ててきたんだから、もう少し大きくなるまで手をかけて育てようよ、ということにブログを毎日更新するかの答えはあるようです。

まとめ

サバイブログって、結構セルフブランディングに役立ってるじゃん!、というか逆にいまさらこれなしで、単にデザイナーですって方向でやっていくのが得策だとはどうも思えません。

それにブログを書く1時間くらいの時間も確保できないのは、自分のスケジュール管理やタスク管理に問題があります。

サバイブログは悪くない!それがここ数日のサバイブログ終了の危機問題の答えです!