デザインで1番多い修正内容「色味」について
元旦からフリーランスとして開業したものの、1月は3分の1ぐらいは休みのようなものなので「仕事どうなるんだろう…」と焦っていましたが、みなさんのお陰で少しづつ仕事も増えて来ました。
デザインの作業は出来た!と思って提出しても1度でOKが出るということはありません。内容や写真の変更、レイアウトの変更など色々な修正がありますが、1番多い修正の内容は?と考えると色味に関するものだと気付きました。
見た瞬間に印象を決める「色」の力
洋服を買う時の思い浮かべるとわかりやすいのですが自分の好きな色、嫌いな色があるように、デザインをしていても得意な色味とそうでない色味というものがあります。
自分の場合だと、モノクロのテイストやビビットなはっきりしたカラーは好きですが、渋めの色(渋いけど汚くない)や女性的な優しい色味は男ですし、得意です!という感じではありません…。
しかし、勿論自分の好きなテイストに合った仕事が丁度良く来るというわけではないので、自分の中の色味のストックを増やしておかないと上手く対応出来ません。
いくら細部まで細かくレイアウトしていても、色味が何かしっくりこないと全体の印象が良くありませんし、そういう場合はやはりお客さんからも修正が入ることになります。
色味の修正はとても感覚的なもの
修正の出され方も色味に関することは、全体の印象的なものに関することになるので具体的に「ここを何色にしてください」というような言われ方をするよりも、「もう少しカワイイ感じになりませんか?」とか「これはこれで良いんですけど、他のパターンの色もみたいです」というような非情に感覚的な言い回しをされることが多くあります。
自分的にはカワイく作ったつもりなんだけど、これカワイくないのかなぁ??と思って色々と色味を変えてみても、自分の思うカワイイのストックされた色味が少ないと上手く対応出来ず、どつぼにハマってどんどんまとまりのない色味になってしまいます。
RGBの難しさ
もう1つ最近色味で難しいと思っているのが、自分の思っている色をRGBで表現することです。
紙媒体のデザイン歴が長かったため、自分のイメージする色をCMYKに置き換えることは出来るのですが、RGBになるとさっぱりわかりません…。
そこで、データはRGBモードですが色はCMYKで入力するという方法をとってみたのですが、これだとどうもくすんだような色味になってしまいます。
当たり前ですが、印刷物はCMYKでWEBや映像などはRGBで最初から色を指定しないとおかしなことになってしまいます。
これら色味の問題を解決するために
自分の色味のストックを増やすこと
CMYKでもRGBでも自分のイメージ色を指定すること
これらを手助けしてくれる無料のツールが多くあります。(昔は色見本の本などを片手に、自分の苦手な色味の指定はしていました)
最初は、そんなもん使わなくても出来る!と思っていたのですが、自分の得意ではない色味のデザインをする場合やWEBデザインをする場合はとても便利です。
それにデザイナーでなくてもプレゼンの資料を作ったり、企画書を制作する場合に色味に気を使うだけで全体の印象が見違えるように良くなることもあります。
最後に配色に使える無料ツールのまとめを紹介しておくので、色味で困った時には見てみてはいかがでしょうか?
【色の見本】使えるweb配色ツール – NAVER まとめ配色アイデアに困ったら使いたい、無料オンラインツールまとめPhotoshopVIP |
まだまだあるカラーツールいろいろ | DesignWalker
センスの良いプレゼン資料にしたいなら、まずは「色」を変えてみよう : ライフハッカー[日本版]