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地方で暮らすならヤンキーを学ぶべきなのか

地方で暮らすならヤンキーを学ぶべきなのかバイク

地元で暮らし仕事をしていて感じるのが、ここは東京では無いということです。

愛媛の片田舎に住んでいるのですから当たり前じゃん!という声が聞こえて来そうですが、10年以上も東京で暮らして戻って来ても殆ど自宅でPCの前で仕事をしているのですから案外わからないものです。

東京と田舎では生活のスタイルから仕事で求められるもの、コミュニティに形成のされ方まであらゆるものが違います。そして、その違いを考える時にキーワードになるのが最近ネットでも目にすることの多い『ヤンキー』という単語です。

最近のヤンキーについての記事をまとめてみた

まずヤンキーについて書かれた5つの記事を紹介します。

ヤンキー進化論 不良文化はなぜ強い [著]難波功士 – 佐々木俊尚(ジャーナリスト) – 売れてる本 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

地方のロードサイドでは、ケータイ小説やネットのコミュニティーに代表されるような特異な文化が次々と生まれていて、都市部とは別の進化を始めているように見える。

『ヤンキー経済』六本木からも丸の内からも見えない世界 – HONZ

明治維新からほぼ150年間、東京が全国各地から成功を目指した、すなわち失敗も恐れない、意欲的な人々を集め続けた結果として、地方にはどちらかというと保守的で、与えられた現状に満足する能力がある人々が取り残されたように見える。しかし、彼らはけっして不幸でも、落ちこぼれでもない。それぞれに幸せを感じながら生きているのだ。

「ヤンキー」のライフスタイルに学ぼう!|山崎元のマルチスコープ|ダイヤモンド・オンライン

特に地方にあっては、地元を動かずに子育てしている「ヤンキー世帯」が消費者としてのボリュームゾーンなので、マーケティングに当たっては、彼らの行動・購買のあり方に注目せよ

景気アップの秘策はロードサイドにあり!?|佐々木俊尚 30代女子の社会問題入門 ニュース解体新書|CREA WEB(クレア ウェブ)

「東京発信」幻想にとらわれてきた企業やメディアは、こうした地方のニーズを捉えきれていません。日本社会がこまかい圏域に分断されていく中では、地方をターゲットにしたビジネスが大きく成長します。

頭の中の消費者像を疑え 本当のお客はここにいる! 消費増税でも売れる!「お客をつかむ新法則」|今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ|ダイヤモンド・オンライン

友人たちとの絆も、家族同様、何物にも代え難いと考えている。同じような境遇の古くからの仲間とは、今も家族ぐるみの付き合いを続けている。「ショッピングモールもあるし成田を離れる必要がない」

ヤンキー文化から学ぶこと

これらの記事を見ると、地方のロードサイドの文化は東京とは違う独自の発展を遂げ、今の時代では低所得でも幸せに生きている彼らのスタイルがこれからの日本の主流になっていくかもしれないというものです。

これは地元に戻って来てリアルに体感することでもあります。このブログでも初売りには行かずに一日が終わりましたでも書きましたが、田舎で高い服を来ていてもそもそも見せたい人がいませんし、それよりも助け合う仲間がいればどうにか幸せに生活していけている話はよく耳にします。

生活コストを押さえてストレスフリーにいきていこう!という自分の目指す生活スタイルは、知らず知らずのうちにヤンキースタイルを目指していたのか!?とも思えてきてしまいます。

しかし、東京の生活や仕事も体験した者が地元から殆ど出たことのない人たちと、同じ価値観を共有していくことはかなり難しいことです。やはり自分の価値観や経験も含め、地元の方とも上手くコミュニケーションしていく。もしくは、田舎は生活をストレスフリーに行う場所。仕事はクラウドソーシングなどで場所を関係なく行う(生活としての場所と仕事としての場所をセパレートに考える)。

現在は後者のような状況になっていますが、このバランスを考えたり、自分のアクションを考えたり必要もあるかもしれない。ヤンキー文化の記事を読んでそんなことを感じました。