【読書メモ】「鬼畜島」B級ホラー全部乗せの超怪作!
今年も残すところ2週間を切って無事に年越しできるかと思っていたのですが、そんな矢先、松山のコンビニでとんでもないマンガに出会ってしまいました。
マンガのタイトルは「鬼畜島」。こんなマンガ、コンビニに置いちゃダメでしょう!食い入るようにその場で読んでしまいました。
それでは早速、「鬼畜島」についてご紹介しましょう。
内容紹介が普通じゃない!
タイトルが普通じゃないので、Amazonの内容紹介を見てもただごとではありません!ひとまず引用してご紹介します。
M大学・廃墟研究サークルの高久と上原たち6名は、無人島といわれる“菊池島”を訪れ、そこで豚の頭皮を被った“怪物(モンスター)”に遭遇する。地図に存在しない島、隠れキリシタンの末裔、十字架に磔にされた無数のミイラたち……。 絶海の孤島に猟奇殺人鬼と共に閉じ込められた極限状況下で“血”と“絶望”のサバイバルが始まった!!異端のカリスマ作家が放つ流血度MAXのサバイバル・ホラー「鬼畜島」!!!
カスタマーレビューにも書かれていましたが1巻から、
- 豚マスクの殺人鬼
- 核廃棄物
- 人が投棄される無人島(政府や企業が協力している)
- 隠れキリシタンの話
- 変身するおっさん
- 廃墟になった町
いきなり、これだけの要素が盛り込まれて話が展開していきます。まさにB級ホラー要素全部乗せの、私好みの作品です。
マンガなのに実写のオリジナルショートムービーがある!
マンガの紹介をするアニメーションなら話はわかるのですが、「鬼畜島」のショートムービーはなんと実写で豚マスクの殺人鬼が登場しています。
これを見る限りでは実写で映画化すると、完全に日本のショボい残念なB級ホラー映画になりそうな感じがぷんぷんしているので、マンガで良かったと思いました。
この絵の上手いような上手くないような感じとが、さらに恐ろしさを増している作品なんです。
試し読みが充実している!
「鬼畜島」はどう考えてもクセがあるというか、読む人を選ぶマンガです。気軽に友達に買って読んでみてよ!と進めるのもはばかられるでしょう。そして、この記事を読んだ人で興味を持ってくれた人も、いきなり買うにはハードルが高い作品と言えるでしょう。
しかし、そんな方も安心してください!「鬼畜島」は試し読みがやたらと充実しています。これくらい他のマンガも試し読みの選択肢があれば良いのに、なぜ「鬼畜島」が!?と思ってしまいますが、ありがたいので素直に読みましょう。
まずはKindleでは、「鬼畜島【電子版お試し読み小冊子】 バンブーコミックス [Kindle版]」が無料で読めます。
そして、「まんがライフWIN」というサイトでも、PCからでもスマホからでも試し読みすることができます。
鬼畜島 / 外薗昌也 / まんがライフWIN私はコンビニ立ち読みしたあとに、早速ここで読み返しました!
まとめ
これだけスピーディーな展開で進むと、3巻くらいで結末がわかって、4巻で終わってしまうのではないか…。いや、もしかしたら3巻で完結する可能性もあるのか!?と思わされるようなマンガです。
ストーリー的な謎の部分があるので、そこが知りたくて読んでいる部分もあるのですが、如何せんB級ホラーマンガですからそんな伏線は回収されることなく、全員殺されて終わってしまう可能性もあり得るスピードで登場人物が殺されていきます。
先が読めた瞬間に面白くなくなってしまう可能性もありますが、とにかく勢いがあるマンガなので私は最後まで「鬼畜島」を読み遂げます!