夜道の自転車

【しまなみ海道への道】田舎の夜のサイクリングは危険が多すぎる

【しまなみ海道への道】田舎の夜のサイクリングは危険が多すぎる

夜道の自転車

TwitterやFacebookを見ていると、今日は東京は少し肌寒いくらいの気温だったようですが、愛媛の朝夕はだいぶ涼しくなって夏から秋に移り変わっていく、まさに変わり目な雰囲気です。

そんな涼しくなってきた夕方、来月にはしまなみ海道サイクリングが控えているので、夕食後に1〜2時間近所をサイクリングするようにしています。ガンガンこいでもあまり汗もかかなずにすむのは良いのですが、田舎道の夜のサイクリングは危険も多いので、なにが危険かをまとめておきます。

とにかく暗い

最近は日が落ちる時間も早くなってきて、19時過ぎには薄暗くなってきます。田舎の道は街灯の数が少なくて、田んぼや畑しかないような道も多いので、夜の暗さが半端じゃないです。

もちろん、電気はつけて走っています。というより、電気がないと真っ暗でとてもじゃないですが走れません。私が使っている自転車用のライトはそこそこ明るいはずなのですが、それでも街灯が1つもない田んぼ道のど真ん中を走っていると、前が遠くまでは見えず恐くて仕方ありません。

でも、そんな暗い道でも、夜にウォーキングをしている方が結構いるわけですよ。反射板をたすきがけにしている方も多いのですが、なんせ光がそもそもありませんから反射しないんです。ですから、そこそこ近づいた時に時点に明かりで反射して、「人がいた!」と驚くこともあります。

あと、危険なのはポールとポールの間にチェーンや紐がしてあるようなところです。明るければ問題ないのですが、暗いとスピードを出したままチェーンに気付かず突っ込んでしまうような可能性大です。幸い、昼間も走っているところだったので、チェーンがある記憶があり、減速してチェーンのないところを抜けて通りましたが、知らなければかなりの危険スポットでした。

とにかく道がせまい

田舎の道は少し奥に入った道に行くと、急に幅がせまくなってしまいます。昼までも十分に危ないのですが、これが夜になるとはっきり言って恐怖です。

田畑が多いので、横は用水路になっているような道で、せまいのに結構車は通るような道もあります。そんな道を走っていると、内に寄れば車にひかれそうになるし、端を走ろうとすると用水路に落ちそうになる。こんな道で、後ろから車が来て前からも対向車が来ている時は、本当に恐怖です。

命がけで自転車乗ってます、という感じになってしまうわけです。

結構道が悪い

暗くてせまいうえに、凸凹の道も多いが困ったものです。走っていてオンロードなのになんでこんなにボコボコなんだよ!というところもあれば、地味に恐いのが測道のブロックなどが少し高くなっていて段差があるようなところです。
そのような道は上手く走らないと、段差にタイヤを取られて転んでしまいます。東京でも年度末のあちこちで工事をしているシーズンに、自転車をこいでいて、この段差にせいでタイヤを取られ派手に横転したことがあります。マジで痛かったうえに、チェーンも外れました。広尾で。家は三茶なのに…。

そんな痛い思い出もありますが、転んだところにちょうど車が来てしまったら…、そんなことを考えると青ざめてしまいます。

解決策:国道を走れ!

田舎で1番広くて明るい道は、「国道」です。昼間はゆったり田んぼ道を走るのも気持ち良いですが、夜はとにかく整備された国道を走りましょう。

たまに近所を走っていて、遠くから来ていそうなサイクリストの方を見かけることがありますが、とにかく夜は国道を走ってください。夜の暗くてせまくてボコボコの田舎道は、地元民でも恐怖です。

というわけで、私もこれからの夜のサイクリングは国道を走ります。みなさん、安全に気をつけて楽しくサイクリングをしましょう!