プロジェクトは上流から関わると本当に大変だ @KnocknRollえひめ 2014
昨日「KnocknRollえひめ 2014 うちの裏山にイケダハヤト氏がやってくる!」と書き終えて、タイトル通り、うりの裏山にある国立大洲青少年の家で開催される「KnocknRollえひめ 2014」という愛媛の町おこしワークショップ合宿イベントに参加してきました。
イケダ氏ともじっくり話ことができて、今朝は朝からみんなでのラジオ体操からスタート。読んでいるブログを書いているブロガーが、実家の裏山の施設にやって来て、朝から一緒にラジオ体操をしているというのは、何とも不思議な感覚でしたw
こちらのワークショップ合宿イベント、基本2日間で愛媛を元気にするプロジェクトをグループワークで真剣に考え、プレゼンし、この合宿イベント終了後も継続して活動していけるものに関しては、是非、実現させるように取り組みましょう!という超実践的な密度の高い内容でした。
そのため本日、夕方帰宅しましたが、もう疲れてヘロヘロです…。
久し振りに感じた生みの苦しみ
デザイナーという職業柄、日々、仕事の成果物を生み出す作業はしています。しかし、本当に0ベースからプロジェクトを考え、まわりとディスカッションしながら作業を進めていくのは久し振りのことでした。
仕事をしていると、もう決まった仕事の一部分、パーツを振られるような感じではなく、その仕事の上流から関われる方が自由度も高いし、面白いうえ、やりがいもあります。
しかし、本当に上流、というか0ベースから仕事に関わるの、手慣れで行う作業とは違い、本当に頭を振り絞ってやらないといけないので、知力、体力の消耗が半端ないです。
これは、本当に上流から仕事ができる人は、売上(給料)も高いなと痛感しました。
仕事を生み出し上流から関わる力は田舎では必要
私は今はまだ、殆どの仕事を東京の方と行っています。東京に比べると愛媛の田舎では仕事が少ない、というか無いに等しいのは言うまでもありません。
しかし、それは既存のデザインの仕事に関してはという話で、田舎の抱えている課題をデザインの力で解決するという視点に立てば、仕事は無数にあるとも言えます。
田舎の過疎化、少子高齢化の問題、観光地に人々を誘致したり地方に移住させるためのアイデアやブランディング、など少し考えただけでも次から次に思い浮かびます。
クリエイターは、仕事生み出す力、プロジェクトを0ベースから動かせる力があった方が、田舎では生きやすいかもしれません。
若い子が多くいると希望を感じる
最終的に自分がやりたいと感じ、色々と考えをまとめていったプロジェクトは、私以外は全員、松山大学の学生さんの若いチームメンバーになりました。
そんなに年の離れた子たちと、愛媛に来て仕事で関わったのは初めてでしたが、若い子たちが多くいるというだけで希望のようなものを感じる感覚があるのだなぁと、ある程度自分が年を取ったから、感じることができました。
田舎で何かプロジェクトを起こそうという時には、若者を絡めるというのは重要なことかもしれません。
まとめ
丁度1年くらい前は、自分で企画したオーガナイズしたイベント「Music Layer」が動き始めようとしていた頃です。そのあと、佐々木俊尚さんにお会いして、イベントしたいとお話をして、スタッフを集め、スポンサーも探し、DJの沖野修也さんにも、DJではなくトークゲストしてブッキングをし、と奔走していたのを思い出します。
これは、ちゃんと「Music Layer Presents 佐々木俊尚 × 沖野修也 “ソーシャル時代の音楽の楽しみ方” Supported by Pioneer DJ」というイベントになりました。
フリーランスになってまだまだ売上も安定せず、その仕組みづくりのところから、まだまだ試行錯誤しないといけない日々を過ごしていますが、生み出す力を衰えさせず、磨いていくためにも、何か仕事の以外のアクションもしていかないといけない!と感じるイベントでした!
イベントの様子は、Knockn Roll FacebookページにかなりUPされているので、是非、見てみてください。私も、所々にいますw