東京が自転車シティーに。都会と田舎、自転車で走りやすいのはどっち
新しく都知事に就任した舛添要一さん。舛添さんが就任会見で東京の自転車レーンの整備を含む交通体系の抜本的見直しを挙げているということです。
東京でも田舎でも自転車生活をしているので、これが実現するとどんなメリットがあるのか考えてみました。
舛添新都知事の力の入れよう
こちらが、舛添さんの自転車レーンの整備計画について書かれた2つの記事です。
舛添氏は2020年までに自転車レーンの整備計画を120kmに伸ばす方針を示し、2月18日に発表した新年度予算案で、調査費など2000万円を計上した。
排気ガスの減少によるヒートアイランド化の抑制、大地震など災害時における帰宅困難者への対策、個人の健康促進と生活習慣病の予防などをそのメリットとして挙げ、歩道、自転車道、自動車道を分けるスウェーデンのストックホルム型を目指すとしている。
どちらの記事を読んでも舛添さんの意欲を感じ、これは実現しそうだ!と期待が持てますし、そうした方が多い理由も東京には多くあります。
都会と田舎での自転車の走りやすさの違い
東京で自転車生活を行っていた時は、三軒茶屋から六本木間の通勤に毎日のように利用していました。この区間の最短距離のルートは国道246です。しかしこの道が自転車移動激戦区で、とにかく事故も多く危険なんです。
その主な理由は車と自転車の交通量の多さです。通勤時間、帰宅時間ともなると自転車通勤の人たちでレースのようになっていますし、そこにバスやタクシーも数多く走っているのでそれらが入り乱れて一歩間違えれば事故になりそうな日々を過ごすことになります。それに加えて道路工事をしている時は測道の微妙な段差にタイヤが捕られて、転びそうになることもあり、本当に危険なんです。
一方田舎はどうかというと、こちらはそもそも交通量が絶対的に少ないのでそういう意味では安全です。しかし、狭い道やあまりきれいな舗装でない道も多く、小道などは突然舗装していない道になってしまうこともあります。オフロードコースを走りたいわけじゃないのに、これは困ったなぁという体験もあります。そして歩道が途中で無くなってしまうような道でしかも結構車が通るところでは、スピードをだして走っている車が通り過ぎる度に危ない!と思ってしまいます。
自転車レーンはあった方が良い
都会でも田舎でも、車と自転車が同じ道を走っているとどうしても危険な場合が増えることになります。特に東京のように近い距離に主要な目的地がありそこを移動する場合には、自転車移動が1番便利です。満員電車のストレスを感じない朝の自転車通勤は本当に気持良いので、ぜひ、もっと安全に自転車が走れる都市になって欲しいですね!