鯛に金目にイサギと大漁!/魚中心の食生活は健康に良いのか
一人暮らしだとなかなか食べる機会が少ない「魚」。東京での一人暮らし時代も、シリコンスチーマーで鮭と野菜を蒸してポン酢をかけて食べたりはしていましたが、自炊で食べるのはそれくらいで後は飲みに行った時や回るお寿司ぐらいでした。
しかし、実家に戻ってからはそんな生活から一変、父の趣味が釣りなので週の半分以上は魚を食べています。子供の頃は「肉が食べたい!」と思っていましたが、30も過ぎて大分魚の方が体に合うようになってきましたw 今日は朝から父は鯛釣りに。夕方くらいにはクーラーボックスに一杯の魚を釣って戻ってきました。
肉より魚が体に良いのは本当か
早速今晩は、イサギの刺身を食べました。鯛と太刀魚は飽きるほど食べたのであまり食べたことのないイサギは特に美味しく感じました。明日の昼は真鯛の刺身になるようです。
こういう感じで我が家では父が2週間に1.5回ほど釣りに行くので、食卓のメインは魚率がかなり高くなります。魚といえば漠然と肉より体に良いというイメージがありますが、それは本当なのでしょうか?先日、HUFF POSTにそのものずばりの記事がありました。タイトルは「結局、魚は体にいいのか、悪いのか」
結局、魚は体にいいのか、悪いのか(大西睦子) | ロバスト・ヘルスまさに知りたかったことです。この記事では魚を食べることに関してのメリットとデメリットが書かれていたのですが(デメリットなんてあるの!?と思いつつ読みました)、
メリット
- サケ、ニシン、サバ、イワシなどの脂肪分の多い魚を約85g、週に1~2回(オメガ3脂肪酸にして週に2g)食べると、心臓病による死亡リスクが36%低減する。
- オメガ3脂肪酸は、命にかかわる心臓リズムの乱れを防ぎ、安定させ、血圧や心拍数、血管機能を調整します。高用量では、中性脂肪※4の値を下げ、炎症を緩和させる効果もある
- 週に1度ないし2度魚を食べると、脳卒中、うつ病、アルツハイマー病、および他の慢性疾患のリスクを減らす。 など。
デメリット
- 値段が高い、魚を売っている店が遠い、魚の下ごしらえや調理方法がよくわからない。
- 魚に含まれる水銀や残留農薬、その他の汚染物質から、かえって健康に悪影響を受けるのではという懸念。
確かに日本でも311の原発事故の後は東北で水揚げされた魚を食べない方が良いのか!?という議論もあるように、魚の汚染物質を気にする傾向はあるようですが、HUFF POSTの記事でも結論は
やはり体にいいと思います。週に2回は取り入れたいですね。ただし、いろいろな種類の魚を食べてみて下さい。
と締めくくられています。どうやら魚を食べる機会が少ない問題は、値段や調理の手間の方にあるようです。
実家に感謝すべきところ
そういう意味では実家暮らしは食生活では特に助かっています。自分で作らなくても出てくるのが助かるのは勿論、魚は釣りが趣味な父が今回のように釣ってくるし、野菜も畑で取れたものを中心に食べています。
東京では自炊をしていた時期はあったものの、時間がないとついつい外食になってしまうし、そうなるとラーメンやファーストフードを食べることも多かったので、この歳から魚と野菜中心の健康的な食生活が出来ていることは本当に感謝すべきことだと思います。
多く取れれば物々交換
今日は大漁でうちの家族だけでは食べきれないほどの魚が釣れたので、早速親戚や近所の方に配りに行っていました。野菜なども多く取れるとまわりにお裾分けしています。そうすると、まわりも畑を持っている人が多く逆に頂くことも多いですし、無駄なく食料を消費していくことが出来ています。
親が散歩に出掛けただけでも、何かをもらって帰って来ることなども多く、田舎だとどうにか生きていけそうだなぁ。と感じてしまうのはこういうところにあるのかもしれません。
真鯛の刺身の次は、金目の煮付けを食べることになりそうです。当分は魚中心の家めしライフを満喫します!