ネットの「あとで読む」をこれ以上増やさない情報の整理法
日々情報収集をしているであろう皆さん、特に私のようにフリーランスでデザイナーをやっているような方は、情報は次から次に押し寄せてくるのに、年明けから年度末にかけての忙しい時期、なかなかうまく情報を処理できていない方も多いのではないでしょうか。
そんな時に便利なのが、ネットの「あとで読む」系のサービスです。
その名の通り、あぁ時間は無いけれどあとで読みたい!という記事などがあった場合に、ワンクリックでその記事をネット上にストックしておいてくれるサービスで、有名な「はてなブックマーク」からWebページを丸ごと保存できる「Evernote」までさまざまなものがあります。
というわけでこのような「あとで読む」系のサービスにもいろいろな選択肢があり便利なことは良いのですが、あれもこれもと、あとで読むにしてしまうと、情報が山積してしまって、それいつ読むの?いや、読まないでしょ?という状態になってしまいます。
今回はまさに自分がそんな状態になっているので、最近意識している「あとで読む」をこれ以上増やさない情報の整理法について考えてみました。
あとで読むな!今、読め!
最初から根本的な問題ですが、あとで読む、つまり後回しにしてしまうから数が増えてしまい処理しきなれないようになってしまうわけです。だったら、あとで読むにしないで、今読んでしまいましょう。
ネット上の記事は、ちゃんと一言一句読んでいくとそこそこ読み終えるまでに時間のかかりそうな記事でも、タイトル、見出し、をチェックして見出しの気になった項目は本文も読み、まとめの結論部分を読んでしまうと、結構あっさり読み終えてしまうものも多くあります。
そのような記事は、あとで読むよりも勢いでその時に読んでしまいましょう。
あとで読むほどの価値があるのか考えろ!
これも根本の部分ですが、あとで読むをクリックする前に冷静に考えてみると、その情報そこまでして読む必要があるのだろうか、と思ってしまうものも多くあります。
実際に自分のあとで読むにした記事のタイトル一覧を見てみると、確かにその瞬間に読みたかった気持ちはわかるけれど、その内容ならその時に読まないと意味無くない?と自分自身で疑問に思ってしまうものも少なくともありません。
あとで読むが、単なる記事の活かされないコレクションになってしまわないようにしましょう。
あとで読むより、ググった方が良いものもあることを知れ!
最後のポイントなのですが、あとで読むにいれるものの中には、これは重要な情報だからストックしておかなければならない!と思っていれるものがあります。しかし、そういうものでも結局、あとで読むの中から探して見るよりも、その内容に関連するキーワードをググって調べている方が多くない!?という現象に陥っている方もいると思います。
特にデザインやWebのトレンドに関するような記事は、移り変わるスピードが早く、その時はこれはとにかくストックしておかないといけない記事だと思っても、そのあとに同じような記事やもっとよくまとめられた記事がいろいろと出てきて、そっちの方がストックしていた記事よりも良かった、ということもありがちなことです。
ネットにあれば消えてしまうことはありますが、今の時代、ググれば同じような情報や似たような情報はゲットできるよね、ということを再認識しておきましょう。
まとめ
書いていて自分でも思ったのですが、情報をストックすること自体に必死にならなくても、インターネット自体が膨大な情報をストックしてくれているわけですから、何も自分でサービスを経由してそこにアクセスしなくても、必要な時にググって見ればいいんじゃない?という基本的なことで、大半のことは良いのかもしれません。
とにかくすべての情報を管理してやる!というような考えでは、間違いなく情報の大洪水に押し流されて疲れ果ててしまうので、今、読めないものは縁がなかったくらい思う気持ちで情報と接した方が良いのかもしれません。