明日でNARUTOが最終話。最近完結した面白いマンガまとめ
長年連載している人気マンガって、永遠に続くような気持ちになってしまうんですが、明日発売の週刊少年ジャンプで『NARUTO -ナルト-』が完結です。
WikipediaのNARUTOのページを見てみると、
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1999年43号から連載中。単行本は2014年11月現在で71巻まで発刊中。
とのことですから、15年も連載していたわけで連載開始当時は私は高校生ですね。そりゃ、ナルトも強くなって私は年を取ったわけだ、と納得してしまいました。
そんなNARUTOの完結は、ネットでもかなり話題になっていてラストの予想や「NARUTO」最終回が掲載された号の「ワンピース」扉絵に隠されたメッセージも話題になっています。
やはり、これだけ長く連載していた人気マンガが終わるというのは、読者の人生にとっても1つの区切りのようなものだと思います。
というわけでサバイブログでは、NARUTOほど完結したことが話題にはならなかったけど、最近完結した面白いマンガをまとめてみたいと思います。
『CLAYMORE』(クレイモア)
まずは同じジャンプ系列で、『CLAYMORE』です。
『月刊少年ジャンプ』(以下『MJ』)(集英社刊)2001年7月号から2007年7月号まで連載され、同誌の休刊後『ジャンプスクエア』(以下『SQ』)へと連載雑誌を移籍し、2007年12月号(創刊号)から2014年11月号まで連載された。単行本は2014年6月時点で26巻まで刊行されており、累計発行部数は800万部を越える。2007年には日本テレビでテレビアニメが放送された。
こちらも7年ということで長く連載されていた、長編マンガです。Amazonのコミックス第1巻の説明を見ると、
古より人が「妖魔」に喰われる存在であったこの世界。人は長く妖魔に対抗する手段を持てずにいた…。だが背に大剣を背負い、妖魔と戦い続ける一人の戦士が現れ…。「クレイモア」と呼ばれる少女の戦いが始まる!!
ということで、ダークなファンタジーものが好きな人にはツボな話です。ダークな割にはハッピーすぎる最終話という感じもしましたが、納得するしかないキレイなラストでした。
『史上最強の弟子ケンイチ』
次にご紹介するのは、毎週水曜日が楽しみだった週刊少年サンデーに連載されていた『史上最強の弟子ケンイチ』です。
『週刊少年サンデー』(小学館)にて2002年20号から2014年42号まで連載。
とのことで、12年も連載していたんですね…。面白いし毎週楽しみに読んでいたのですが、あの格闘マンガだけどギャグマンガでちょっとお色気シーンがあってというテイストでよく12年も連載していたなぁ、と改めて感謝しました。
こちらはストーリーをWikiから引用すると、
いじめられっ子の主人公・白浜兼一が女性武術家・風林寺美羽と出会い、信念を貫くための強さを手に入れるために様々な武術を極めた達人が共同生活をしている道場・梁山泊に入門し、数々の敵味方との出会いと梁山泊での修練によって肉体的、精神的成長を遂げてゆく物語。本作で登場する多種多様な武術は、ほとんどが実在のものであるという特徴がある。
ということで、とてもベタな格闘マンガでした。しかし、真剣なのかギャグなのかの紙一重の感じが面白く、格闘マンガは強くなりすぎるとギャグになる、という『刃牙道』的な法則にも当てはまる名作格闘マンガでした。
最終回は本当にギャグじゃん!という終わり方でしたが、まぁ、いいんじゃないでしょうか(個人的にはもう少し長く続いて、緒方一心斎あたりの内面を描いて欲しかったです)。
『刻刻』
少し毛色の違うマンガで最近、知ったばかりのマンガなのに完結してしまった増刊モーニング2に連載されていた『刻刻』(こっこく)です。
こちらは今まで紹介してきたような少年マンガではなく、
マンガ大賞2011ノミネート作品。
単行本第1巻の帯では水木しげるが80点(同氏の近年最高点)と点数を付け賛辞を送っている。また、第2巻の帯では小説家の伊坂幸太郎が「最近、『何か面白い漫画ありますか?』と質問されると、まっさきにこの作品のことを口にします」とコメントしている。
とWikiにもあるように、少し通好みの不思議なSFサイコマンガ、と言えばよいのでしょうか。ストーリーはこんな感じです。
佑河樹里はニートの父・兄と隠居の祖父、母、シングルマザーの妹と甥と共に暮らしていた。ある日、甥と兄が幼稚園からの帰路の途中で誘拐され、犯人から樹里・父の元に身代金要求の電話が掛かってくる。犯人の要求する身代金の受け渡し期限までは30分しかなく、間に合わないと悟った樹里は犯人と刺し違える覚悟で2人の救出へと向かう決意をするが、その時、祖父が佑河家に代々伝わるという止界術を使い、時間を止めてしまう。人も物も森羅万象が止まった止界で樹里たちは2人の救出へと向かうが、向かった先で自分たち以外の動く人間たちに遭遇、急襲される……。
なんだかよくわからないが面白そうだ!と思った人はとりあえず1巻を読んで見ることをオススメします。
『増刊モーニング2』(講談社)にて第10号(2008年)より2014年11月号(第86号)まで不定期に連載された後、『モーニング』本誌2014年47号に「プレミアム読み切り劇場REGALO」枠で、『刻刻 番外編 —300日後—』が掲載された。単行本は全8巻。
ということで、連載期間は6年ですがコミックスは8巻なので集中すれば1日で読み終えます。
最終話は、スゴいキャラ出てきたぞ!そして、一気に謎が解けた!という感じで、若干驚きましたが伏線は回収して終わっているし、この手のマンガの終わり方としては好きな感じでした。
『刻刻 番外編 —300日後—』はまだ読んでいないので、チェックしないといけません!
まとめ
このように今年は読んでいたマンガの完結ラッシュです。
もう読めなくなってしまうのはさみしいですが、マンガの終わるタイミングはとても大事なので、作者の思い描く感じに無理に続けることなく終わるのが1番ですね。
『東京喰種:re』が『東京喰種トーキョーグール』で終わっておけば良かったのに、とならないことを心の底から祈って、今回のまとめの締めにします。