自宅ワーカ VS ノマドワーカー。快適に働けるのはどっち!?
昨日は、「日々PCを凝視…フリーランスデザイナーの肩こりを軽くする方法」ということで、自宅ワーカーの私が少しでも快適に働くために、PCのモニター台を買って高さを目線と合わせたら、作業がラクになりました。という記事を書きました。
そして、この記事の最後にノマドワーカの方に質問をしています。質問内容は、自宅ワーカーは自宅の作業スペースを自分が使いやすいようにアップデートしていけますが、ノマドワーカーはどこで作業することになるかわからないので、作業環境のアップデートというのは難しそうではあります。でも、快適にノマド生活を送っている方のブログや書籍はよく見かけますよね。そこで、作業療法士で本人もノマドワークスタイルを取り入れている友達に、「ぶっちゃけ、自宅とノマド、どっちが快適に働けるの?」という質問をしてみました。
ハード面でいえば自宅ワーカに軍配
まずは、当然のことですが、整備された自宅の環境(職場)でデスクトップPCを使って作業するのと、カフェなどでノートPCで作業するのを比べると、ハード面では自宅の方が疲れない。ということでした。
カフェなど場所によっては、ソファーが深過ぎて食事をするのも辛い体勢の店もあったりします。それにノートPCよりも、画面の大きいデスクトップPCの方が作業の効率は上がるので、そりゃそうだという結果です。
メンタル面はノマドワーカーが有利か
仕事の快適さを決めるのはハード面だけではありません。大きな影響を与えるのは、メンタル面でもあります。そういう意味では、場所を変えて気分も変えて仕事をすることが出来るノマドワーカーが有利になってきます。
自宅ですと、ついつい疲れたからベッドに寝っ転がったらそのまま寝てしまったり、休憩に漫画を読み始めたら読みふけってしまった。ということもあり得ますが、カフェなど適度に人の目にさらされていた方が心地よい緊張感があり、作業が進むという経験は私にもあります。
それに筋トレなども、自宅でやるよりジムに行くことで筋トレモードに切り替わるので、減り張りがあり長く続けられるということもあるそうですから、カフェに行く、図書館にいくということで、会社に出勤するわけではないフリーランサーが仕事スイッチが入れられるというのは、1つ大きな利点だと思います。
作業の快適さはハード面からもメンタル面からも影響がある
ちなみに今回質問した友達がノマドワークをする場合は、その場所の雰囲気や椅子の座り心地などを吟味して、外だけれどもハード面もなるべく快適に作業できるお店を選んでいるそうです。
結論としては、自宅ワーカ、ノマドワーカー、それぞれに利点、欠点があるわけですが、スマホやタブレットでも仕事が出来て、ノートPCもMacBook Airのようにかなり軽量化された時代。本人が望んでいなくても、移動中も働いていないと仕事が終わらないなど、強制ノマドワークを行わないといけない場面も増えてきています。
そういう意味では、自宅ワーク(職場)に慣れ過ぎてしまって、他の場所では働けないというのでは、問題が出てくるでしょう。移動中くらいはゆっくして、新幹線や飛行機の中ではビールでも飲みたいところですが、早いうちにノマドワークをしないといけなくなった時の予行演習もしておいた方がよいでのはないかと、今回のやり取りで感じました。私のまわり(東京に行けばですが)には、ノマドワーカーが多いので、また会う機会がある時に今回の質問を色々な方にぶつけてみたいと思います。