クラウドソーシング

【クラウドソーシング】ロゴのコンペで採用される7つのポイント

【クラウドソーシング】ロゴのコンペで採用される7つのポイント

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サバイブログでも何度も話題に上げているクラウドソーシングのコンペ。始めた頃に数件応募した結果、採用されたので、フリーランスになってもこの方法でやっていけるのでは?と思ったものの、その後なかなか採用されずというエピソードも書きました。

しかし、昨日、久々に採用のメールが届きました!丁度、取り組み方を変えて応募したコンペで採用されたので、今回をそのポイントをまとめておきます。

クラウドソーシングのロゴのコンペの難しさ

まずは今のクラウドソーシングのロゴのコンペの現状を簡単にお伝えすると、

  • ロゴは案件も多いが応募のハードルも低いためかなりの応募総数がある(案件によっては100案以上の応募も多々ある)
  • 採用作品が0の場合を除いては、落ちた場合の支払は0円
  • 単価は5千円から5万円ほどで、2万円あたりのものが多い

ロゴデザインは、Illustratorを持っていれば、作るだけであれば誰でも作れてしまうので、チラシやパンフレットのデザイン、キャラクターの制作などに比べると、かなりの応募総数の中から勝ち抜いて採用されない限り、殆どの場合1円も入ってきません(採用ロゴ無しの場合飲み、支払額を応募者の総数で割って支給)。

しかし、相場的には2万円くらいの案件が多いため、そこまで時間を多く割いて作っていても割に合いません。そこで今までは、「数撃ちゃ当たる作戦」で応募する案件の数を増やしていたのですが、それではなかなか1つ1つのクオリティが上がらず、採用されませんでいた。そこでまずは応募する案件の選び方から、変えてみました。

応募案件の選び方のポイント

  1. 応募総数の少なさよりも、自分の得意な業界・ジャンルの案件を選ぶ
  2. 発注者の好みがあまりにもわからないものには応募しない

 1の「応募総数の少なさよりも、自分の得意な業界・ジャンルの案件を選ぶ」は、応募総数が少ない方が選ばれる確立は高くなりますが、だからといって苦手なジャンルや自分の想像もつかないような業界のロゴを作っても、作業の効率が歩く、どんな方向性のロゴを作るかも定め辛いので、結果としては採用確立は低くなります。

2の「発注者の好みがあまりにもわからないものには応募しない」。クラウドソーシングでは発注者が良いと思ったものには、星マークで3段階の評価が表示出来る仕組みがある場合があります。これで、自分のロゴに星が2つ付いたから、このロゴのさらにブラッシュアップしたものも提案しよう!というように作業をする目安にもなるのですが、発注者によっては応募期間が終わるまで特に星を付けない方も大勢します。これはこれで自分のロゴが良いと思って提案するしかないのですが、よくわからないのが片っ端から星が2つ3つ付いている場合です。提案してくれてありがとうという意味もあるのかもしれませんが、応募側としては傾向と対策が立てられない場合が多いので、私はそういう案件には応募しないことが多いです。

制作のポイント

  1. アイデアは出せるだけ出す
  2. イニシャルロゴは作っておく
  3. 自分の納得のいくまでは詰める

1「アイデアは出せるだけ出す」。これが今回の1番重要なポイントです。クラウドソーシングのコンペのロゴ案件は、細かい情報が無いものが多くあります。情報がないというより、そもそもファジーにしか方向性が決まっていないといった方が正しいかもしれません。ですから、少ない情報の中からなるべく多くのアイデアを出して、方向性の違うロゴを提案する方が採用確立は上がります。例えば不動産関係のロゴで家のモチーフのロゴばかりを作った場合、不動産=家のマークというデザインにはしたくない。と思っている場合には、全滅してしまいます。そんなの最初に書いてくれよ!と思いますが、採用ロゴが決まった後のコメントで、「家のモチーフではなく斬新で気に入りました。」というように書かれていることなども十分にありえるので、応募案件を増やすのではなく、応募した案件でバリエーションの数は多くしておきましょう。

2「イニシャルロゴは作っておく」。これは、採用ロゴの傾向を見ていえることですが、企業名、サービス名などのイニシャルをロゴ化したもの。例えばこのSURVIBLOGであれば「S」をモチーフにしたシンボルマークをあしらったようなロゴの採用確立は高い傾向にあります。理由は簡単で、ロゴをデザインした意図を伝えやすく、デザイナーが伝えやすいということは、発注元でも上司などに説明する時に「イニシャルの○をあしらったロゴです」というのはわかりやすく伝わるためでしょう。作る側の好みはありますが、押さえとしては1案作っておいて損はありません。

3「自分の納得のいくまでは詰める」 。当然のことですが、やはりクオリティの低いものを数撃っても、結局は時間のムダで採用には至りません。ダメ元で応募するのなら応募しない。応募するならコンペでもしっかり詰めましょう。

採用後のポイント

  1. レスポンスは早くする
  2. 丁寧な納品データを作る

採用後には最後の仕事、納品があります。採用されたらなるべく早めに納品データを作って送りましょう。クラウドソーシングで発注しているロゴの中には、時間が無く早く使いたいものも多くあります。採用の通知が来たら早めに納品データを作りましょう。

その際ですが、納品のデータの種類が詳しく明記されていない場合もあります。その場合は、メッセージで質問するか、一般的な納品の形式(pdf、jpg、pngなど)でサイズ違いのものなども作り、丁寧な納品データを作りましょう。提案から納品までを含めて、発注側からの評価が最後に付いて、それが自分のプロフィールに表示されるような仕組みも、クラウドソーシングではよくあります。これが他の案件でも採用に影響する場合もありますし、丁寧な仕事をしておけば同じ発注者からコンペでは無く、指名で仕事がくる可能性も上がります。

まとめ

クラウドソーシングのロゴのコンペはついつい、サクッと作って応募しておくか。という感じになってしまいがちです。しかし、普通の仕事と同じで、そのような取り組み方で上手くいくことが少ないので、しっかりと詰めて良いものを提案しましょう。

しかし、価格の問題と、選ばれないと0円のリスクもありますから、今回の記事も参考にして頂いて受注案件を増やして、コンペではなく指名で仕事がくるようになっていければベストですね!私も頑張ります!