【映画メモ】クラウド アトラス/こんな映画見たことない!
マトリックスでおなじみのウォシャウスキー姉弟。来年には最新作の『Jupiter Ascending』がアメリカで公開ということですが、まだ見ていなかった2012年の公開の作品『クラウドアトラス』の予告を見るとやたらと惹かれたので見てみました。
1本見るだけで6本分の価値がある
この映画は6つの物語が時間を越えてランダムに進行していきます。それをトム・ハンクス扮する隻眼の老人ザックリー物語を語るところからスタートします。ですから1本の映画で、
- 波乱に満ちた航海の物語
- 幻の名曲の誕生秘話
- 巨大企業の陰謀
- ある編集者の大脱走
- 伝説のクローン少女と革命
- 崩壊した地球での戦い
これだけの物語を楽しむことが出来ます。これらの一見無関係な物語が複雑に絡み合って、俳優陣も特殊メイクなどを駆使して2役、3役を演じ(誰がどの役を演じているかを探すのも楽しみの1つです)、不思議なつながりを生んでいます。
なかなか難解な作品
しかし、それだけ複雑な映画ですから最初の方はどの物語のシーンかわからなかったり、厳密なそれぞれの物語のつながりを考え始めると1度見たのではよくわかりません。しかし、172分の大長編映画なので見返すのにもなかなか気合いと時間が必要になりそうです。
でも、1つ1つの物語が面白いので、あまり難しことは考えずに見ていても十分に楽しめる作品になっています。
ソンミ様がかわいい
予告編を見ても思ったのですが、伝説のクローン少女と革命の物語の主役、ペ・ドゥナ演じるクローン人間のソンミ451が不思議な魅力を持っているキャラクターで、しかもかわいい!調べてみると、昔見たことのある「グエムル-漢江の怪物-」にも出ており、その時もそう思ったような記憶がありますw そういうわけで、長編で難解な映画ではありますがキャストもかなり豪華なので、自分の好きなキャラクターも出来るはずです。そうすると長い時間も感じずに見ることが出来た素晴らしい映画でした。
最新作の『Jupiter Ascending』も早く日本でも見たいですね!