月の売上が100万でも不安…。フリーランスの売上は年収で考えよう
やはり「100万」という言葉にはパワーがあるようで、このキーワードが入ったこの2つの記事
2015年3月の売上報告(フリーランス15ヶ月目)低所得独身地方フリーランサーが月100万の売上を稼ぐためにやったこと
は、多くの方に読んでいただいています。
この売上報告をしたあとは、「今年は調子がいいね!」、「儲かってるね!」、「成功したね!」と言われることがあり、ありがたい話なのですが、本人としては頑張った結果が売上という1つの結果に出てもちろん嬉しいのですが、正直これでフリーランスも起動に乗ってきた!とはまだまだ思っていません。
理由はこれが単に3月の売上で、年収として考えると今年どうなるのかまだまだわからないからです。
サバイブログの売上報告を振り返ってみましょう
昨年の1月1日からスタートさせたフリーランス、そこから毎月の売上報告をしているので、あまり見たことのない方はこれまでの「売上報告」
を見ていただきたいのですが、売上が多い月は50万円近くあるものの、10万円以下の月もあり、結果、10万円台の月が1番多いことに気づきます。
つまり、確かに3月の売上は100万円以上ありましたが、仮に他の月が18万円だと仮定すると、
18万円 × 11ヶ月 + 100万円 = 298万円
となり、月収に直すと25万円以下です。これはあくまで売上ですから、ここからさらに外注費や経費を引いて、フリーランスですから年金や国民健康保健などを引くと、手取りの給料として考えると20万円以下で、30過ぎの私の年齢から考えるとサラリーマンだとすると結構厳しい額です。
月の売上が1月だけ良くても、これで大丈夫だ!と安心できない理由がわかってもらえたでしょうか。
レギュラーの案件はなかなか無い
こんな不安を解消するには、毎月あるとか、季節ごとにあるようなレギュラーの案件があればいいのですが、紙媒体は雑誌が出版不況で数は減っていますし、WebはCMS化する場合が多く、更新はお客さまで行ってください、というケースが増えています。
つまり、毎月コンスタントに入る一定額の収入をフリーランスで得ようと思ってもなかなか難しいのが現実とも言えるでしょう。
安定しないことも含めて楽しめないとフリーランスはできない!?
結局、月給が良い!という人は会社員になれば良いわけで、フリーランスになるなら、頑張った時は儲けた!閑散期はリフレッシュ当てよう!と思うくらいの安定しないことも含めて楽しめるくらいのメンタルと、そうは言ってもそこまで浮き沈みがジェットコースターのようにならなら経営テクニックが必要だということだと思います。
そのためにできることとしては、
- クライアント1社に依存しない
- 収入を分散する
- 受注だけでなく、自分のコンテンツをマネタイズする
などが基本になると思います。
そんなことも考えながら、目の前の案件もしっかり良いものを作らないといけない、フリーランスのクリエイターはそんな感じですね。
まとめ
100万円!100万円!と手放しで喜ばず、地に足をつけて長くフリーランスを続けられるように頑張ります!