大河ドラマ「軍師官兵衛」後半戦のキャスト発表!今度の利休も楽しみだ!
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」。みなさん見ていますか?
昨日は、官兵衛が長い幽閉生活から戻り、軍師として復活した最初の回でした。主人公の黒田官兵衛を演じる岡田准一の演技から、幽閉前と幽閉後の官兵衛の違いが伝わり、内容的にもエキサイティングでした。
さて、私が軍師官兵衛が始まった時から1番気になっていたことが、千利休役を誰が演じるか、です。歴史上の人物で誰が1番好きかと聞かれると、千利休と答えます。今回はその理由と、利休以外にも気になる「軍師官兵衛」後半戦のキャストについて書いておきます。
利休は日本随一のミニマリスト
私が利休を好きになったきっかけは、同じくNHK大河ドラマの「秀吉」で仲代達矢演じる千利休があまりにも魅力的な人物だったからです。それから私の中では利休 = 仲代達矢なイメージで確立してしまったので、どうも他の俳優が演じてもしっくりきたことがありません。
そして、もう1つの利休好きになった大きなきっかけは、直木賞受賞作家の山本兼一氏が「利休にたずねよ」の中で描いた千利休の美意識が素晴らしかったためです。
丁度、その頃、私は音楽でミニマルミュージックにはまっており、「利休にたずねよ」の中で描かれる千利休の美意識も余計なものを一切排除した美で、ミニマリズムそのものでした。本気で茶道を習いたい!と思いつつ、それは実行せずのままですが、その時に受けた日本的なミニマリズムの影響は自分の中に今でも強くあり、デザインをしたり、DJをしたりする際にも根底にそのような意識があります。
そんな感じで、「利休にたずねよ」を読みながら、頭の中では小説の利休を仲代達矢が演じていたわけです。この作品は昨年、利休役を市川海老蔵が演じて映画化されています。個人的には、海老蔵が利休!?という感じでまだ見ていませんが、千利休の妻、宗恩を演じる中谷三紀の大ファンなので、機会があれば見てみたいと思います。
今回の利休役は伊武雅刀
話を「軍師官兵衛」に戻すと、今回、利休を演じるのは伊武雅刀です。このキャスティングは素晴らしい!と思います。アクの強い俳優でありながら、ユーモラスなイメージで、私の想像する利休像ともピッタリと当てはまります。仲代達矢とはまた違った利休が見れそうで、今から楽しみです。
ちなみにスネークマン・ショーの伊武雅刀も大好きです。バリトンヴォイスが素敵ですね!
茶々役は二階堂ふみ
秀吉の第二の正室である茶々役を演じるのは、クセのある日本映画で最近見ないことは無いといっても良い二階堂ふみです。秀吉が茶々にはまってどんどんダメな感じになっていくのがどう描かれるのか、今から楽しみです。
それと、二階堂ふみといえば、浅野忠信×二階堂ふみで禁断の愛描く『私の男』も気になってます。音楽はジム・オルークが担当、良いですね!
他のキャストも発表されています
ドラマ後半にむけて、新たな出演者発表!
というわけで、「軍師官兵衛」後半戦も目が離せない内容になりそうです。前半は、信長が江口洋介で秀吉が竹中直人だと年おかしくない!?とか、中谷三紀が妹で酒井若菜が姉は流石に無理だろ…、という感じでツッコミどころも満載でしたが、後半は家康の寺尾聡などベテラン俳優勢も増えて面白くなりそうです。兵法などためになることも満載なので、興味のある方は是非チェックしましょう!