夜のドライブ

【映画メモ】I’M FLASH!/久々に見た邦画はすっきりしない映画でした

【映画メモ】I’M FLASH!/久々に見た邦画はすっきりしない映画でした

夜のドライブ

気になった映画の情報もEvernoteにクリップしているので、時間がある時に少しづつ見ています。

その中の1本「I’M FLASH!」を一昨日、ビール片手に鑑賞しました。

クリップしていた記事はこれで、

MOVIE|豊田利晃監督と藤原竜也が初タッグ | Web Magazine OPENERS – MOVIE|Tokyo Tips

あらすじは、

新興宗教団体の3代目教祖・吉野ルイ(藤原竜也)は、ある日謎めいた美女に出会うが、彼が引きこした交通事故によって女は植物状態になってしまう。教団幹部であるルイの母(大楠道代)は事故をもみ消すべく、新野風(松田龍平)ら3人のボディーガードを雇いルイを南海の島へ避難させる。やがてルイは、教団の秘密を暴く重大な決断を下すが……。

こんな感じです。面白そうな設定ですが、気分が合わない時だと見れなそうな映画なので、なかなか見る機会が無かったわけです。

レビューは気にしないと言っても…

ついつい見る映画を選ぶ時には作品レビューを見てしまいます。やはり、それなりの時間を使った見るわけですから面白くないものに時間を消費したくはありません。しかし、「I’M FLASH!」はレビューはとにかく評価が低い。正直、見るのを辞めようか迷ってしまいましたw

面白くないと言ってるいる人の気持もわかる

見終わった感想としては、面白くなくは無いが面白くないという人の気持はわかる映画でしたw 藤原竜也の教祖姿は似合っているのと、水原希子ファンなので見れたというのはあるかもしれません。

村上春樹が書く小説のような世界観ではあるのですが、村上春樹の映画化で水原希子といえば「ノルウェーの森」の方がその世界観に圧倒されるし、新興宗教といえば「1Q84」は面白かったなぁと思ってしまいます。

特に何も起きない日常を映画化するのは難しい(ネタバレあり)

最初はドライブをしていたら死亡事故を起こしたり、最後はヒットマンとのアクションシーンがあったりしますが、大半の時間は何も起こらない映画です。

その何も起こらない時間のルイとボディーガード(後でヒットマンになりますが)の関係と、ルイと水原希子のドライブをしていくなかでの二人の心境の変化(自分の妹が自殺するきっかけになった教団の教祖ルイを殺そうとする気持から恋愛感情のようなものに)がポイントなのですが、映像ではなくて細かい描写で書かれてその風景が頭にリアルに浮かんでくるような小説で読んだら面白かったかもしれない…。と思ってしまいました。

鑑賞後はすっきりしないし、もやっとした気持の残る映画ですが、気持がそういう感じの時に見れば悪くないとは思いますよw