【フリーランスのお金の疑問】退職後の確定申告に税務署に行って来ました
昨日は確定申告に税務署に行って来ました。
去年は春に退職して、それ以降は就職していないので会社で年末調整を行ってはくれません。そこで働いていないので所得はありませんが、確定申告に行って来たわけです。
パソコンに打ち込んでサクッと終了
事前に準備した書類などは、
- 退職した会社の源泉徴収票
- 退職した会社の退職金の源泉徴収票
- 国民年金の控除証明書
- 生命保険の控除証明書
- 昨年支払った国民健康保険の総額(のメモ)
以上になります。
税務署に着くと、1月に個人事業主の開業届を提出しに来た時には無かった確定申告コーナーが出来ており、PCがずらっと並んでいました。16時までが受付時間でしたが、15時半くらいに行ったので人も少なく、税務署の方とマンツーマンでPCで申告作業を行っていきました。
方法は、上記の書類に書かれている額をPCの申告画面の該当する箇所に打ち込むだけです。国民健康保険に関しては、年金のように控除証明書が無いので支払った額を自分で計算して申告することになるのですが、面倒なので領収書をまとめて持って行ったら担当の優しいお姉さんが計算してくれました。ちなみにここでいう総額とはあくまで昨年の1月1日〜12月31日までに支払済みのものになるので、支払期限が過ぎていても払わずに年を越して支払うと来年の確定申告での控除になります。(私は昨年末に東京から引越をしてバタバタしていたので、1度払い忘れてしまった時があり、その分を除いた支払った総額を申告し、未払い分は今年払ったので来年の確定申告での控除になります。)
というわけで、面倒なのかなぁと思っていた確定申告ですが10分程で終了して、「あなたの還付金はいくらです」とその場で戻ってくるお金の金額までわかってしまいました。
控除の仕組みを間違えていた
その場でわかった還付金の額なのですが、これが退職した会社からもらった源泉徴収票の源泉徴収税額と同じ額なんです。
ということは、色々な控除の書類を提出して金額をPCに打ち込んだのに、還付金の額は最初から決まっていて変わらないということ!?どこが控除なんだ??と思ってもやもやしながら税務署を後にしました。
そして、今日、やはり仕組みが理解できていないのは今後も何か困るだろうと思い税務署に電話をしてこの疑問を聞いてみました。するとわかりやすく納得のいく説明をしてもらいました。
まずは源泉徴収税額というのは何なのかですが、これは昨年1年間の所得税の金額です(退職するまでの期間の)。
しかし、退職したため1年間働くよりも支払うべき所得税は少なくなっているはずで、今回の確定申告申告でPCに金額を打ち込み所得税の計算をした結果、私の支払う所得税は0円だったので源泉徴収で先に払っていた源泉徴収税額と同額のお金が還付されるということのようです。
控除について勘違いしていたのがこの所得税の計算のところで、控除される金額というのは所得から控除分が引かれて納める所得税が減るということであって、別に生命保険などの控除の対象のお金を一杯払ったから還付金が多く戻ってくるわけではないということです。
結果として還付金が増えることはあるでしょうが、それは控除の対象のお金を一杯払ったからというわけではなく、払った分支払うべき所得税が減ったという考えだということです。
良く考えたら確かにその通りなのですが、仕組みが複雑なので何となくのイメージで一杯払えば一杯戻ってくるのものだろうくらいにしか思っていませんでした。
来年は青色申告
今回は申告自体は白色申告になるのと、退職後の収入もなかったのでとても簡単でしたが、簡単でも何となくで行っていると意味がわからないことが多いのが税金関係なので、わからないことがあれば税務署で聞いていこうと思います。窓口でも、電話でも優しく教えてくれるので、わけのわからないまま納税するよりも気持も晴れて良いはずです。
来年は複雑な青色申告なので、わからないことも大量に出てくると思いますが、なるべくその都度解決して「これは疑問に思っている人が多そうだ!」と思ったことはブログでシェアしていきます!
【参考にしたサイト】
必見!年末調整の全てがわかる!「年末調整ってなあに?」
1999 税金に対するリテラシーを高めよう![源泉徴収票]講座 | EX-IT