駅の改札

【フリーランスのお金の疑問】領収書もレシートも発行されない場合の経費の計上の仕方

【フリーランスのお金の疑問】領収書もレシートも発行されない場合の経費の計上の仕方

駅の改札

確定申告の期限は3月15日ですが、今年は15日が土曜だったため17日の月曜までが期限となっています。ですからまだ終わっていない方はこの週末は本当に追い込みの時期かと思いますが、今回も私が質問された確定申告に対しての疑問「交通費の計上の仕方」についてお答えします。

なぜ交通費の計上の仕方を質問されたのか

他の経費の計上は出来ているのに、なぜ交通費の計上に関しては迷うところがあったのか。それは領収書もレシートも発行されない場合があるからです。

切符の券売機によっては領収書が発行されるものがありますが、全ての券売機ではありません。モバイルSuicaなど交通費の履歴を残すことの出来るサービスもありますが、これもそのサービスに加入しないと使えません(ちなみにモバイルSuicaはiPhoneには対応していません)。

そして電車やバス以外にも自分が経験したことのある交通費の領収書もレシートも発行されない場合に、仕事の移動で車に相乗りさせてもらった際に高速道路の代金や駐車場代を割り勘にしたような場合もあります。

このように経費なんだけれども領収書もレシートも発行されない場合は以外と多いので、いくつか書き出してみましょう。

  • 電車代、バス代などの交通費
  • 結婚祝いや香典などの慶弔費
  • 自動販売機のジュース代
  • 領収書をなくしたとき
  • 接待交際費の割り勘費用

ざっと上げてみてもこれくらいはあるのではないでしょうか。このままでは経費として証明出来ないから計上するとこができないのか!?そんなことはありません。あるものを使えば経費に計上することが可能になります。

出金伝票を書こう

私は会社員時代に書いていたことがあるので、皆さんの中にも書いたことのある方がいるかもしれませんが、まさに仕事の移動などの際に「いつ、どこで、何のための移動に、いくら使いました」と出ていったお金「出金」を書くための伝票です。

出金伝票自体は100均などにも売っていますし、ネットでExcelなどで誰か親切な人がフォーマットを作って公開してくれていたりもします。勿論、自分で作ったものをプリントして使ってもOKです。書き方も簡単ですので、こちらに書き方と出金伝票のフォーマットもリンクを貼っておきます。

領収書のない経費の処理|知っておきたい基礎知識|スモビバ!

出金伝票の書き方・書式テンプレート01(A6横タイプ)(エクセル Excel) – [テンプレート]ビジネス文書・手紙・はがきテンプレート(書式・様式・書き方)の無料ダウンロード

乱用は危険

出金伝票自体は自分で勝手に作ることが出来ますが、それ自体に何かを証明する効力はありません。交通費など経費をちゃんと出金伝票に書いて申告しないと、損をしてしまうので書いた方が良いのは勿論なのですが、特に金額が大きい場合などはそのお金がかかったことを証明出来るもの。(例)セミナーへの交通費ならば、そのセミナーのチラシや書類なども出金伝票と一緒に保管しておいた方が、税務署の方に質問されてもちゃんと答えることが出来て安心です。

参考に見たサイトにもこのように書いてありました。

 あまりにも乱発したり、高額な支払いの場合、税務署に怪しまれることもあります。たとえば、結婚祝いなどの場合は結婚式の招待状などもいっしょに保管しておくと信頼度が上がります。

このようなことにも考慮して出金伝票を書いておきましょう。

明日の確定申告のために書類を作成している方は、今のタイミングで出金伝票なんて知らなかった!という方はいないと思いますが、確定申告をするために日々お金の管理をしていると細々したことがわからなくて時間が取られることもおおいので、このブログの【フリーランスのお金の疑問】も活用して頂ければと思います!