311の今日、メディアとの付き合い方を考える
月曜から木曜は毎朝、朝食後にInterFMの「Barakan Morning(バラカン・モーニング)」を聞いています。
新旧問わず素晴らしい音楽に出会えるラジオ番組で、かかった曲をチェックしてそのアーティストのアルバムを探すこともしばしばあります。
最近ではバラカンさんがティム・デラックスの”ジャズ”をテーマにしたニューアルバムがお気に入りのようで、今朝もアルバムから「Love Is」という曲がかかりました。ティム・デラックスのファンとしては、バラカンモーニングで彼の曲が聞けるのはとてもうれしく思います。
バラカンモーニングといえば素晴らし選曲だけでなく、先日の都知事選や原発問題などに関してもバラカンさんやリスナーさんの様々な鋭い意見を聞くことが出来ます。今日は東日本大震災から丁度3年目の311。話題はそんな震災の報道も含めてのメディアの話になりました。
客観なんてありえない
昼と夕方はテレビを見ながら食事を取っていますが、何日か前から311が近づくにつれて東日本大震災に関する特集が増えていきました。記憶を風化させてはいけないのは確かですが、震災で家族を無くした人を追った特集など、演出を過度に感じるものも少なくはありません。
バラカンモーニングでも、そんなメディアの報道のあり方に対する様々な意見が寄せられ、ある人は「もうメディアを信じるべきではない」と言いますし、ある人は「メデイアから送られる情報を個人で得るのはそれはそれそれでなかなか難しい」と言います。
メデイアがいくら客観的な報道をしているとはいっても、実際に本当に客観的な放送をすることは不可能です。自分としては様々な情報の中から個々人で取捨選択していくしかないのかなぁと思っていました。
リアルに様々な意見を言い合える友人を持つ重要さ
色々な意見が出た後にバラカンさんが言ったのは「様々な意見を交換できる友人を持つことが需要」ということでした。
確かに、ネットなどでいくら情報も集めてもそこからだけでは物事の真意がわからない場合も多いですし、原発問題のような二元論的にどちらが正しいと一刀両断できない問題も数多くあります。そんな時には自分を意見を伝えて、相手の意見も聞き、議論することができる。そういう友人がいることは確かに重要だとバラカンさんの言葉で再認識することができました。
田舎にいるといくらネットがあるとはいえ、情報量は少なく感じます。幸い自分には距離は離れていてもSNSなどを活用して色々な意見を言い合える友人がいるので、これからも気になることがあれば話をしていくと思います。
またそこから面白いものがあれば、このブログでも紹介していきたいと思います。
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